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油井宇宙飛行士の活動状況(2015年10月 5日)
10月1日、油井宇宙飛行士は、「きぼう」日本実験棟でJAXAのライフサイエンス実験「植物細胞の重力受容の形成とその分子機構の研究(Plant Gravity Sensing)」の作業を行い、冷凍・冷蔵庫(Minus Eighty degree Celsius Laboratory Freezer for ISS: MELFI)に保管していた植物の栽培キットの準備を行いました。種子は後日細胞培養装置(CBEF)に設置され、実験が開始される予定です。
また、タンパク質結晶生成装置(PCRF)の温度記録用のロガーをPCRFから取り外し、ロガーのデータをISS支援コンピュータ(Station Support Computers: SSC)で地上に送信する作業を行いました。
NASAのSprint実験のため、飛行およそ75日目のデータ取得を行いました。自身の心電図を取るために電極や心拍数モニタ(Heart Rate Monitor: HRM)を身につけ、機器の確認などを行ったのち、プログラムを実施しました。このSprint実験は、現在ISSで行われているエクササイズよりも短時間の運動で効率的に筋萎縮や骨量の減少を抑えるプログラムを開発するために行っています。被験者となるクルーは、改良型エクササイズ装置(Advanced Resistive Exercise Device: ARED)を使用して運動を行います。
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