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油井宇宙飛行士の活動状況(2015年9月17日)
9月15日、「きぼう」日本実験棟の船外実験プラットフォームに取り付けられていた曝露パレット(EP)を地上からの操作によって、「きぼう」ロボットアームからISSのロボットアーム(Space Station Remote Manipulator System: SSRMS)に受け渡した後、油井宇宙飛行士とチェル・リングリン宇宙飛行士の操作によって、EPは、「こうのとり」5号機の補給キャリア非与圧部(ULC)に戻されました。
「こうのとり」5号機は、日本時間9月29日にISSから分離される予定です。
内皮細胞の実験サンプルを保管しているKubikという小型の培養装置を使用した実験が終了したことに伴い、油井宇宙飛行士は、地上へダウンリンクするためにKubikからISSのコンピュータへ温度や遠心分離器に関するデータを転送した後、Kubikの電源を切り収納しました。
また、9月17日夜に予定されている「きぼう」からの超小型衛星放出のため、油井宇宙飛行士はキューポラ(観測窓)にあるロボットアーム用ワークステーション(RWS)の準備を行いました。
「こうのとり」関連の作業では、油井宇宙飛行士と2名の米国人クルーは、「こうのとり」5号機から新しいギャレーラックを運び出し「ユニティ」(第1結合部)に設置する作業を行いました。一部干渉があったため現在は紐やジッパータイで一時的に固定され、地上のクルーが設置場所の確認をするために写真撮影が行われました。
「こうのとり」5号機の積み荷の移動に関する作業はあと10時間残されています。
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