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油井宇宙飛行士の活動状況(2015年8月28日)
8月26日、Ocular Healthと呼ばれる微小重力環境下での眼の機能障害を調べる実験で軌道上滞在30日目のデータ取得が行われました。油井宇宙飛行士は、チェル・リングリン宇宙飛行士とともに、視覚検査、トノメータを用いた眼圧測定、血圧測定を行い、視覚に関するアンケートに答えました。
また、油井宇宙飛行士は、Plant Rotation実験(植物が持つ生存戦略としての「よじ登る」仕組みを解明する「植物における回旋転頭運動の重力応答依存性の検証」)の4回目を終了後、細胞培養装置(CBEF)から試料を取り除き、回転テーブルのある人工重力区の写真を撮って評価のため地上に送信しました。
Plant Rotation実験は、回旋しながら伸長する植物の成長には重力が必要であるという仮説を確かめる実験です。
その後、油井宇宙飛行士とリングリン宇宙飛行士は、4時間に渡る「こうのとり」5号機からの荷降ろしを終えました。「こうのとり」5号機の物資移動に関する作業時間は残り36時間が確保されています。
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