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油井宇宙飛行士、地上との交信イベント実施(2015年8月27日)
8月25日、高エネルギー電子・ガンマ線観測装置(CALET)が、「こうのとり」5号機の曝露パレットから取り外され、「きぼう」日本実験棟の船外実験プラットフォームに移設される間、油井宇宙飛行士は、その様子をビデオ撮影しました。
また、ISSに結合しているソユーズ宇宙船のドッキング場所を近いうちに変更することに備え、2機のソユーズ宇宙船に3名ずつ避難する緊急時対応訓練をISSのクルー全員で行いました。
日本時間8月26日夜、油井宇宙飛行士は、スコット・ケリー、チェル・リングリン両宇宙飛行士とともに地上の安倍晋三内閣総理大臣、下村博文文部科学大臣、山口俊一内閣府特命大臣や都内の高校生らとVIPコールと呼ばれる約20分間の交信を行いました。
進行役は毛利衛日本科学未来館館長、古川聡・金井宣茂両宇宙飛行士が勤めました。
安倍総理は、「今回の「こうのとり」5号機のドッキング成功によって、日本の宇宙技術の信頼性がさらに高まったのではないかと思います。今回の主要な作業は全て日本人が関わっているということに多くの日本人が誇りに思っていると思います。おめでとうございます。」と述べました。
油井宇宙飛行士は、「宇宙開発は非常に難しいものですが、日本が主要なポイントを押さえながら国際間で調整を進め成功に結び付けたことで、私自身非常にうれしく思っています。」と感謝の言葉を述べました。
また、この交信イベントの中で、金井宇宙飛行士がISS第54次/55次長期滞在クルーに任命されたことが安倍総理より発表されました。
金井宇宙飛行士は、「有人宇宙開発はたすきリレーのようなもので、毛利宇宙飛行士がたすきをもって走り始め、今軌道上の油井宇宙飛行士が持っているたすきを2年後のミッションでしっかり受け継ぎ、次の若い世代に繋げるように頑張りたいと思います。」と述べました。
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