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油井宇宙飛行士、「こうのとり」に関する軌道上訓練を実施(2015年8月20日)
8月17日、油井宇宙飛行士は米国のクルー2人とともに、宇宙ステーション補給機(HTV)「こうのとり」5号機の国際宇宙ステーション(ISS)への到着に備えて、「こうのとり」の把持(キャプチャ)や結合の運用を想定した軌道上訓練を行いました。
また、日本のライフサイエンス実験「植物における回旋転頭運動の重力応答依存性の検証(Plant Rotation)」の4回目の実験の開始作業を行い、実験サンプルを「きぼう」日本実験棟の細胞培養装置(CBEF)にセットし、植物の生育を開始しました。
本実験は、植物の首振り運動(回旋転頭運動)に重力が影響するのかを調べる実験です。植物は、自身の茎や根などの首(先端部)をゆっくりと回しながら伸長しており、これは植物学では回旋転頭運動と呼ばれています。この運動は進化論で有名なチャールズ・ダーウィン博士が発見し、その頃からこの運動に重力が関係あるかどうか研究が進められていますが、まだ結論は得られていません。
その他、トランクウィリティー(第3結合部)にあるモジュール間換気装置(IMV)の清掃作業を行いました。この作業はIMVのファンの騒音を低減し、空気の流れを正常に保つために行われます。
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