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JAXA宇宙飛行士によるISS長期滞在

油井亀美也宇宙飛行士
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油井宇宙飛行士の活動状況(2015年8月17日)

8月13日、油井宇宙飛行士とオレッグ・コノネンコ宇宙飛行士は、SPHERES Zero Roboticsという実験の予行演習を行いました。

SPHERES(Synchronized Position Hold, Engage, Reorient, Experimental Satellites)とは、複数の小型衛星を使い、姿勢や位置を同期させて保持するフォーメーション飛行を船内で行う実験です。 SPHERES Zero Robotics実験は、高校生を対象とした実験で、SPHERES衛星のアルゴリズムを書き、最も優れたアルゴリズムはISSにあるSPHERES衛星に搭載され実験されます。

また、油井宇宙飛行士とチェル・リングリン宇宙飛行士は、毎週の頭痛に関するアンケートに答えました。宇宙滞在中に頭痛は一般的にみられることであり、状況を調査することによって頭痛の兆候を軽減する方法の開発に役立ち、地上での類似例についての知見も向上させることができます。

写真:より大きな写真へ

ロボットアーム操作の軌道上訓練の様子(出典:油井宇宙飛行士のTwitterより)

油井宇宙飛行士は、スコット・ケリー、チェル・リングリン両宇宙飛行士とともに、ISSのロボットアーム(SSRMS)で、「デクスター」 (特殊目的ロボットアーム)の電力・通信インタフェース付グラプル・フィクスチャ(Power and Data Grapple Fixture: PDGF)を把持する練習をしました。クルーはトラブル対応も含めて繰り返し実行しました。


*断りの無い限り、日時はISSでの時間(世界標準時(日本時間-9時間))です。

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