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JAXA宇宙飛行士によるISS長期滞在

油井亀美也宇宙飛行士
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油井宇宙飛行士の活動状況(2015年8月 6日)

8月4日、油井宇宙飛行士とチェル・リングリン宇宙飛行士は、Ocular Healthと呼ばれる眼球の機能障害を調べるNASAの実験を行いました。

この実験の一環として、視覚検査、眼圧測定、血圧測定を行って、視力に関するアンケートに答えました。

Ocular Health実験では、微小重力状態によって誘発される視覚障害/頭蓋内圧のリスクを把握するため、系統的な生理データの収集を必要としています。

研究者は、宇宙滞在中に変化する視覚、血管、中枢神経系の測定値データが、地球帰還後に回復させるための臨床診療ガイドラインを作る助けになると考えています。

また、油井宇宙飛行士らソユーズTMA-17M宇宙船(43S)の3名のクルーは、医学的な緊急対応が必要となった場合に備えて、対応手順、機器、地上との通信方法を確認し、国際宇宙ステーション(ISS)にある緊急医療キットを取り出して、宇宙で心肺蘇生(CPR)を行う場合の体の固定方法の確認などの練習を行いました。


*断りの無い限り、日時はISSでの時間(世界標準時(日本時間-9時間))です。

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