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油井宇宙飛行士ら、バイコヌールで打上げに向けた最終準備を開始(2015年7月13日)
国際宇宙ステーション(ISS)第44次/第45次長期滞在クルーの油井、オレッグ・コノネンコ、チェル・リングリン宇宙飛行士は、現地時間7月10日、ロシアのガガーリン宇宙飛行士訓練センター(Gagarin Cosmonaut Training Center: GCTC)から、ソユーズ宇宙船の打上げが行われるカザフスタン共和国のバイコヌールへ移動しました。
油井宇宙飛行士らは、移動翌日の7月11日、バイコヌール宇宙基地にて、打上げに向けて整備が進められるソユーズTMA-17M宇宙船(43S)と、打上げ時に着用するソコル宇宙服の確認を行いました。
この日、まず始めに油井宇宙飛行士らは、ソユーズTMA-17M宇宙船に乗り込み、船内に積み込まれた搭載品の場所を確認する作業を行いました。確認作業を終えると、油井宇宙飛行士らはソコル宇宙服を着用し、ソコル宇宙服のリークチェック(気密点検)とシートライナーとのフィットチェックを行いました。その後、ソコル宇宙服を着た状態で再びソユーズTMA-17M宇宙船に乗り込み、ソユーズ宇宙船の制御パネルや機器の操作性を確認しました。
7月12日には、打上げに向けた最終準備開始を象徴する伝統的な国旗掲揚のセレモニーが宿泊先であるコスモノートホテルで執り行われました。
今後、油井宇宙飛行士らは、打上げに向けて最終的な訓練や準備に取り組みます。
油井宇宙飛行士らが搭乗するソユーズTMA-17M宇宙船(43S)の打上げは、7月23日の予定です。
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