このページは、過去に公開された情報のアーカイブページです。
<免責事項> リンク切れや古い情報が含まれている可能性があります。また、現在のWebブラウザーでは⼀部が機能しない可能性があります。
最新情報については、https://humans-in-space.jaxa.jp/ のページをご覧ください。
大西宇宙飛行士がISSから帰還後一時帰国、日本で初めてリハビリを実施(2016年11月21日)
国際宇宙ステーション(ISS)第48/49次長期滞在クルーとして、115日間宇宙に滞在した大西宇宙飛行士が、ISS長期滞在から帰還後のリハビリテーションのため、11月20日に一時帰国しました。
ISS長期滞在から帰還した宇宙飛行士は、バランス感覚や筋力を飛行前の状態へと回復させるため、45日間程度、飛行後に特化して計画的なリハビリプログラムを行います。
従来、日本人宇宙飛行士は、NASAでリハビリを行っていましたが、大西宇宙飛行士のリハビリが順調に進んでいることと、リハビリの一部を日本で行うことが可能となり早期帰国が実現しました。
宇宙帰還後のリハビリ期間中に日本でリハビリを行うのは初めてのことです。これまで宇宙飛行士の選抜、訓練、認定と積み上げてきた経験と技術の蓄積により、日本が自立的にリハビリを計画し、JAXAの施設を使って実施できる能力を備えるようになりました。
日本には約1週間滞在し、筑波宇宙センターでリハビリや、デブリーフィング(技術報告)を行った後、米国ヒューストンに戻ってリハビリの継続・各種医学データの取得や、技術打合せを行います。
「私のミッションから、国際宇宙ステーション滞在中も日本が主体的に運動プログラムを組んで実施してきた。リハビリは宇宙飛行士の健康管理の中では大きなウェイトを占めており、それをわが国で、自分たちで担当できることを誇らしく思う。」
Copyright 2007 Japan Aerospace Exploration Agency | SNS運用方針 | サイトポリシー・利用規約 |