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JAXA宇宙飛行士によるISS長期滞在

野口聡一宇宙飛行士

野口宇宙飛行士、水や空気のサンプル採取などを実施(2010年5月20日)

5月18日から19日にかけて、野口宇宙飛行士は、STS-132クルーとの共同作業と並行して、国際宇宙ステーション(ISS)のメンテナンス作業を行いました。

5月18日、野口宇宙飛行士は、「ハーモニー」(第2結合部)と「きぼう」日本実験棟船内実験室の内部熱制御系(Internal Thermal Control System: ITCS)の冷却ループから冷媒のサンプルを採取する作業や、「ズヴェズダ」(ロシアのサービスモジュール)と「デスティニー」(米国実験棟)、「コロンバス」(欧州実験棟)の空気サンプルを採取する作業を行いました。

また、この日、STS-132(ULF4)ミッション第2回船外活動に向けて、STS-132クルーと船外活動手順を確認しました。

5月19日、水再生システム(Water Recovery System: WRS)と米国・ロシアそれぞれの水供給装置の水質を検査するために、水のサンプルを採取しました。

野口宇宙飛行士は、オレッグ・コトフ、ティモシー・クリーマー両宇宙飛行士とともに、ソユーズ宇宙船(21S)での帰還に向けた準備も進めています。

※特に断りのない限り、日付は日本時間です。

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