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国際宇宙ステーションへのクルー交代/ソユーズ宇宙船交換ミッション

ソユーズMS-02宇宙船(48S)ミッション

最終更新日:2017年4月11日
写真

地上に帰還したクルー(左からシェーン・キンブロー、セルゲイ・リジコフ、アンドレイ・ボリシェンコ宇宙飛行士)(出典:JAXA/NASA/Bill Ingalls)

国際宇宙ステーション(ISS)第49次/第50次長期滞在クルーのシェーン・キンブロー、アンドレイ・ボリシェンコ、セルゲイ・リジコフ宇宙飛行士の3人を乗せたソユーズMS-02宇宙船(48S)は、日本時間4月10日午後4時57分にISSから分離し、同午後8時20分頃にカザフスタン共和国へ無事着陸しました。今回の3人の宇宙滞在期間は約173日でした。

飛行概要

国際宇宙ステーション(ISS)第49次/第50次長期滞在クルーのシェーン・キンブロー、アンドレイ・ボリシェンコ、セルゲイ・リジコフ宇宙飛行士の3人を乗せたソユーズMS-02宇宙船(48S)は、日本時間10月19日午後5時05分にバイコヌール宇宙基地から打ち上げられ、同10月21日午後6時52分にISSの「ポイスク」(ロシアの小型研究モジュール2)にドッキングしました。

そして、ハッチのリークチェック(気密点検)やソユーズ宇宙船内とISS内の均圧化などを行った後、同午後9時20分にハッチが開かれ、48SのクルーはISSへ入室しました。ISSに滞在中の大西宇宙飛行士らは48Sクルーの到着を歓迎しました。

48Sは、JAXAの高品質タンパク質結晶生成実験(Protein Crystal Growth: PCG)の実験機材及び実験サンプルも運びました。実験サンプルは、早速「きぼう」船内実験室のタンパク質結晶生成装置(PCRF)に設置され、軌道上実験が始まりました。

タンパク質結晶生成実験(第2期シリーズ第5回実験)を開始しました

48Sミッションは、長期滞在クルーとともに、ソユーズMS-02宇宙船を国際宇宙ステーション(ISS)に届けるミッションです。今回も打上げ後地球を34周回して上昇し、2日後にISSにドッキングする運用が行われました。ISSへ打ち上げられるソユーズ宇宙船の打上げとしては48回目となります。

                                      
48Sミッション飛行計画(2017年4月11日現在)
項目 計画
打上げ日時 2016年10月19日午後5時05分(日本時間)
2016年10月19日午後2時05分(バイコヌール時間)
2016年10月19日午前11時05分(モスクワ時間)
2016年10月19日午前3時05分(米国中部夏時間)
射場 カザフスタン共和国 バイコヌール宇宙基地
使用ロケット ソユーズ-FGロケット
搭乗人数 3名
ドッキング日時 2016年10月21日午後6時52分(日本時間)
2016年10月21日午後0時52分(モスクワ時間)
2016年10月21日午前4時52分(米国中部夏時間)
ISS分離日時2017年4月10日午後4時57分(日本時間)
2017年4月10日午前2時57分(米国中部夏時間)
着陸日時 2017年4月10日午後8時20分頃(日本時間)
2017年4月10日午後2時20分頃(モスクワ時間)
2017年4月10日午前6時20分頃(米国中部夏時間)

48Sドッキング後のISS

48Sドッキング後のISSの構成は以下のように変更されます。
48Sは「ポイスク」(ロシアの小型研究モジュール2)にドッキングします。

ドッキング後のISS

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