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国際宇宙ステーションへのクルー交代/ソユーズ宇宙船交換ミッション

ソユーズTMA-20M宇宙船(46S)ミッション

最終更新日:2016年9月7日
写真

地上に帰還したクルー(左からジェフリー・ウィリアムズ、アレクセイ・オブチニン、オレッグ・スクリポチカ宇宙飛行士)(出典:JAXA/NASA/Bill Ingalls)


国際宇宙ステーション(ISS)第47次/第48次長期滞在クルーのジェフリー・ウィリアムズ、オレッグ・スクリポチカ、アレクセイ・オブチニン宇宙飛行士の3人を乗せたソユーズTMA-20M宇宙船(46S)は、日本時間9月7日午前6時51分にISSから分離し、同午前10時13分にカザフスタン共和国へ無事着陸しました。今回の3人の宇宙滞在期間は約172日でした。

この長期滞在により、ウィリアムズ宇宙飛行士は米国人最長の累積宇宙滞在日数534日を記録しました。

飛行概要

国際宇宙ステーション(ISS)第47次/第48次長期滞在クルーのジェフリー・ウィリアムズ、オレッグ・スクリポチカ、アレクセイ・オブチニン宇宙飛行士の3人を乗せたソユーズTMA-20M宇宙船(46S)は、日本時間3月19日午前6時26分にバイコヌール宇宙基地から打ち上げられ、同3月19日午後0時09分にISSの「ポイスク」(ロシアの小型研究モジュール2)にドッキングしました。

そして、ハッチのリークチェック(気密点検)やソユーズ宇宙船内とISS内の均圧化などを行った後、ハッチが開かれ、46SのクルーはISSへ入室しました。ISSに滞在中のティモシー・コプラ宇宙飛行士らは46Sクルーの到着を歓迎しました。

46Sミッションは、長期滞在クルーとともに、ソユーズTMA-20M宇宙船を国際宇宙ステーション(ISS)に届けるミッションです。今回も打上げ後地球を4周回して上昇し、約6時間後にISSにドッキングする運用が行われました。

ISSへ打ち上げられるソユーズ宇宙船の打上げとしては46回目となります。ソユーズTMA-M型機によるフライトとしては最後となり、次の大西宇宙飛行士らによるフライトでは新型のソユーズ宇宙船(MS型機)が使用される計画です。


                       
46Sミッション飛行計画(2016年9月7日現在)
項目 計画
打上げ日時 2016年3月19日午前6時26分(日本時間)
2016年3月19日午前3時26分(バイコヌール時間)
2016年3月19日午前0時26分(モスクワ時間)
2016年3月18日午後4時26分(米国中部夏時間)
射場 カザフスタン共和国 バイコヌール宇宙基地
使用ロケット ソユーズ-FGロケット
搭乗人数 3名
ドッキング日時 2016年3月19日午後0時09分(日本時間)
2016年3月19日午前9時09分(モスクワ時間)
2016年3月18日午後10時09分(米国中部夏時間)
ISS分離日時 2016年9月7日午前6時51分(日本時間)
2016年9月6日午後4時51分(米国中部夏時間)
着陸日時 2016年9月7日午前10時13分(日本時間)
2016年9月7日午前7時13分(モスクワ時間)
2016年9月6日午後8時13分(米国中部夏時間)

46Sドッキング後のISS

46Sドッキング後のISSの構成は以下のように変更されます。46Sは「ポイスク」(ロシアの小型研究モジュール2)にドッキングします。

ドッキング後のISS

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