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国際宇宙ステーション(ISS)の第45次/第46次長期滞在クルーのセルゲイ・ヴォルコフ、第43次~第46次長期滞在クルーのスコット・ケリー、ミカエル・コニエンコ両宇宙飛行士の3人を乗せたソユーズTMA-18M宇宙船(44S)は、日本時間2016年3月2日午前10時02分にISSから分離し、同午後1時26分にカザフスタン共和国へ無事着陸しました。
ヴォルコフ宇宙飛行士の宇宙滞在期間は182日、1年滞在クルーのケリー・コニエンコ両宇宙飛行士の宇宙滞在期間は340日でした。この長期滞在により、ケリー宇宙飛行士は米国人による1回の飛行で最長の宇宙滞在日数を記録し、また、現時点で米国人として最長の累積宇宙滞在日数520日を記録しました。今後はリハビリとともに、長期に渡った宇宙滞在が身体に与える影響などを調べる様々な実験のデータ取得などが予定されています。
国際宇宙ステーション(ISS)の第45次/第46次長期滞在クルーのセルゲイ・ヴォルコフ、短期滞在クルーのアンドレアス・モーゲンセン、アイディン・アイムベトフ宇宙飛行士を乗せたソユーズTMA-18M宇宙船(44S)は、日本時間9月4日午後4時39分にISSの「ポイスク」(ロシアの小型研究モジュール2)にドッキングしました。
そして、ハッチのリークチェック(気密点検)やソユーズ宇宙船内とISS内の均圧化などを行った後、同午後7時15分にハッチが開かれ、44SのクルーはISSへ入室しました。ISSに滞在中のゲナディ・パダルカ宇宙飛行士らは44Sクルーの到着を歓迎しました。
3人の到着により、パダルカ宇宙飛行士、およびふたりの短期滞在クルーがソユーズTMA-16M宇宙船(42S)に搭乗して地上に帰還する予定の9月12日まで、約8日ほどISS内のクルーが通常の6人体制よりも多い9人となります。
ソユーズTMA-18M宇宙船(44S)は、日本時間9月2日午後1時37分に、カザフスタン共和国のバイコヌール宇宙基地から打ち上げられました。
44Sミッションは、ISS滞在クルーとともに、新しいソユーズTMA-18M宇宙船をISSに届けるミッションです。今回は打上げから約2日後にISSにドッキングする運用が行われました。
ISSへ打ち上げられるソユーズ宇宙船の打上げとしては44回目となります。
44Sは、打上げ時と帰還時の搭乗クルーが異なり、帰還時はヴォルコフ宇宙飛行士のほか、1年滞在クルーのスコット・ケリー、ミカエル・コニエンコ両宇宙飛行士が搭乗しました。
短期滞在クルーのモーゲンセン、アイムベトフ宇宙飛行士のふたりは、ソユーズTMA-16M宇宙船(42S)で、第43次/第44次長期滞在クルーのゲナディ・パダルカ宇宙飛行士とともに日本時間9月12日午前9時51分に地上に帰還しました。
項目 | 計画 |
---|---|
打上げ日時 | 2015年9月02日午後1時37分(日本時間) 2015年9月02日午前10時37分(バイコヌール時間) 2015年9月02日午前7時37分(モスクワ時間) 2015年9月01日午後11時37分(米国中部夏時間) |
射場 | カザフスタン共和国 バイコヌール宇宙基地 |
使用ロケット | ソユーズ-FGロケット |
搭乗人数 | 3名 |
ドッキング日時 | 2015年9月04日午後4時39分(日本時間) 2015年9月04日午前10時39分(モスクワ時間) 2015年9月04日午前2時39分(米国中部夏時間) |
ISS分離日時 | 2016年3月02日午前10時02分(日本時間) 2016年3月01日午後7時02分(米国中部標準時間) |
着陸日時 | 2016年3月02日午後1時26分(日本時間) 2016年3月02日午前10時26分(バイコヌール時間) 2016年3月02日午前7時26分(モスクワ時間) 2016年3月01日午後10時26分(米国中部標準時間) |
44Sドッキング後のISSの構成は以下のように変更されます。44Sは、「ポイスク」(ロシアの小型研究モジュール2)にドッキングします。なお、「ポイスク」には42Sがドッキングしていましたが、日本時間8月28日に「ズヴェズダ」(ロシアのサービスモジュール)に移設され、ドッキングポートが空けられました。
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