国際宇宙ステーションへのクルー交代／ソユーズ宇宙船交換ミッション

最終更新日：2010年12月 8日

第26次/第27次長期滞在クルー

ドミトリー・コンドラティェフ（Dmitriy Kondratyev）

ソユーズコマンダー／国際宇宙ステーション（ISS）フライトエンジニア（第26次長期滞在）／ISSコマンダー（第27次長期滞在）

1969年、ロシアのイルクーツク生まれ。ロシア空軍大佐。
ロシア空軍パイロットを経て、2000年にテスト宇宙飛行士として選抜される。第5次長期滞在クルーと第20次長期滞在クルーのバックアップクルーを務める。今回が初飛行となる。

キャスリン・コールマン（Catherine Coleman）

ISSフライトエンジニア

1960年、米国サウスカロライナ州チャールストン生まれ。米空軍大佐。
1992年に宇宙飛行士となる。STS-73ミッション（1995年、USML-2、米国の第2次微小重力実験室ミッション）およびSTS-93ミッション（1999年、米国のX線天文衛星「チャンドラ」軌道投入ミッション）で飛行。今回は3回目の飛行であり、初のISS長期滞在となる。

パオロ・ネスポリ（Paolo Nespoli）

ISSフライトエンジニア

1957年、イタリアのミラノ生まれ。欧州宇宙機関（ESA）宇宙飛行士。
ESAの宇宙飛行士訓練エンジニアを経て、1998年にイタリア宇宙機関（ASI）の宇宙飛行士として選抜される。1998年から2000年にかけてNASAの宇宙飛行士訓練に参加し、ミッションスペシャリスト（搭乗運用技術者：MS）として認定された。STS-120ミッション（2007年、10A）で飛行。今回は2回目の飛行であり、初のISS長期滞在となる。

バックアップクルー

25Sミッションでは、古川宇宙飛行士がパオロ・ネスポリ宇宙飛行士のバックアップクルー（交代要員）に任命され、ネスポリ宇宙飛行士が体調不良などで飛行できなくなった場合、交代してソユーズ宇宙船（25S）に搭乗することになっていました。
第26次/第27次長期滞在クルーのバックアップクルーには、古川宇宙飛行士を含め3名の宇宙飛行士が任命されました。

古川聡（Satoshi Furukawa）

ISSフライトエンジニア（第26次/第27次長期滞在バックアップクルー）

1964年　横浜市生まれ。
1989年　東京大学医学部医学科卒業。
1999年2月　宇宙飛行士候補者に選定。
1999年4月　宇宙飛行士候補者訓練開始。
2000年　東京大学博士（医学）取得。
2001年1月　宇宙飛行士に認定。
2008年5月　第22次/第23次長期滞在クルーのバックアップクルーに任命。
2008年12月　第28次/第29次長期滞在クルーに任命。

（写真は全て出典：JAXA/NASA）