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2010年12月から国際宇宙ステーション(ISS)に滞在していた第26次/第27次長期滞在クルー(ドミトリー・コンドラティェフ、キャスリン・コールマン、パオロ・ネスポリ宇宙飛行士)を乗せたソユーズTMA-20宇宙船(25S)は、バイコヌール時間2011年5月24日午前8時27分(日本時間2011年5月24日午前11時27分)に、カザフスタン共和国に無事着陸しました。第26次/第27次長期滞在クルーの宇宙滞在期間は約159日、ISS滞在期間は約157日でした。
25Sの帰還日はスペースシャトル「エンデバー号」(STS-134ミッション)が国際宇宙ステーション(ISS)にドッキングしている期間にあたり、スペースシャトルのドッキング中にソユーズ宇宙船がISSから分離・地上へ帰還するのはISS史上初めてのこととなりました。そのため、この機会を利用して、25SがISSから分離した後、一定の距離で相対的に停止した状態で、ISSにエンデバー号がドッキングしている様子を撮影する「Flyabout」と呼ばれる飛行運用が行われました。
25Sミッションは、長期滞在クルーとともに、新しいソユーズTMA-20宇宙船をISSに届けるミッションです。ISSへ打ち上げられるソユーズ宇宙船の打上げとしては25回目となります。
第26次/第27次長期滞在クルー(コンドラティェフ、コールマン、ネスポリ宇宙飛行士)を乗せ、バイコヌール時間2010年12月16日午前1時09分(日本時間2010年12月16日午前4時09分)にカザフスタン共和国バイコヌール宇宙基地から打ち上げられたソユーズTMA-20宇宙船(25S)は、打上げから2日後の米国中部標準時間12月17日午後2時11分(日本時間12月18日午前5時11分)にISSへドッキングしました。そして、同12月17日午後5時02分(同12月18日午前8時02分)にハッチが開けられ、クルーがISSに入室し、ISSの第26次長期滞在クルー6人体制が開始されました。
25Sミッションでは、従来型のソユーズTMA宇宙船を使用しましたが、これは、24Sミッションで使用した新型のソユーズTMA-M宇宙船に問題があった場合、入れ替えて対応できるように準備されていた機体です。なお、26Sミッションでも従来型のソユーズTMA宇宙船が使用されました。
また、25Sミッションでは、バックアップクルー(交代要員)の一員として古川宇宙飛行士が任命されていました。
項目 | 計画 |
---|---|
打上げ日時 | 2010年12月16日午前4時09分(日本時間) 2010年12月16日午前1時09分(バイコヌール時間) 2010年12月15日午後10時09分(モスクワ標準時間) 2010年12月15日午後1時09分(米国中部標準時間) |
射場 | カザフスタン共和国 バイコヌール宇宙基地 |
使用ロケット | ソユーズ-FGロケット |
搭乗人数 | 3名 |
ドッキング日時 | 2010年12月18日午前5時11分(日本時間) 2010年12月17日午後11時11分(モスクワ標準時間) 2010年12月17日午後2時11分(米国中部標準時間) |
ISS分離日時 | 2011年5月24日午前6時35分(日本時間) 2011年5月24日午前1時35分(モスクワ夏時間) 2011年5月23日午後5時35分(米国中部夏時間) |
帰還日時 | 2011年5月24日午前11時27分(日本時間) 2011年5月24日午前8時27分(バイコヌール時間) 2011年5月24日午前6時27分(モスクワ夏時間) 2011年5月23日午後10時27分(米国中部夏時間) |
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