9Sフライトでは、第10次長期滞在クル−とロシアのユーリ・シャーギン宇宙飛行士の計3名がソユーズ宇宙船でISSへ向かい、ISSに滞在していた2名の第9次長期滞在クル−とシャーギン宇宙飛行士の計3名が帰還します。
ISSコマンダー/サイエンスオフィサー/ソユーズ・フライトエンジニア リロイ・チャオ(Leroy Chiao) NASA宇宙飛行士
1960年8月、ウイスコンシン州生まれ、化学工学博士。 1991年に宇宙飛行士となる。STS-65(1994年)でミッションスペシャリストとして搭乗。若田宇宙飛行士と共に飛行したSTS-72(1996年)と、STS-92(2000年:3Aフライト)では、それぞれ2回、計4回の船外活動を行った。 今回が4回目のフライトとなる。
ISSフライトエンジニア/ソユーズ・コマンダー サリザン・シャリポフ(Salizhan S. Sharipov) ロシア空軍大佐
1964年8月、キルギス共和国生まれ。1992年に宇宙飛行士となる。 STS-89(1998年)でミッションスペシャリストとして搭乗し、スペースシャトルからミールへ実験装置や、補給物資を届けた。今回が2回目のフライト。
ユーリ・シャーギン(Yuri Shargin)(ソユーズ・フライトエンジニア2) ロシア宇宙軍の宇宙飛行士
1960年3月ロシア生まれ 1998年に宇宙飛行士となる。1998年10月からISS宇宙飛行士の訓練を開始。今回が初飛行となる。
第8次長期滞在クルーは、187日21時間16分の宇宙滞在となりました。
ISSコマンダー / ソユーズ・コマンダー ゲナディ・パダルカ(Gennady I. Padalka) ロシア宇宙飛行士
1958年6月21日、ロシア クラスノダール生まれ。ロシア空軍大佐。 1991年にガガーリン宇宙飛行士訓練センターのテスト宇宙飛行士となる。1998〜1999年にかけてミールの第26次長期滞在クルーとしてミールに198日間滞在。ISS第4次長期滞在クルーのバックアップとして訓練を受講。今回は2回目の飛行であった。
ISSフライトエンジニア / サイエンスオフィサー(ソユーズ・フライトエンジニア2) マイケル・フィンク(Edward "Mike” Fincke)
1967年3月14日、ペンシルバニア州生まれ、米国空軍中佐。 1996年に宇宙飛行士に選抜される。 JSCでの2年間の訓練を終えた後、ISS CAPCOMを務める。ISS第4次、第6次長期滞在クルーのバックアップを務めた後、ソユーズ宇宙船の副操縦士(フライトエンジニア)の資格を取得。今回は初飛行であった。