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NASAステータスレポート
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飛行9日目
STS-112NASAステータスレポート#16
ミッションコントロールセンター
2002年10月15日(火) 午前6時00分(米国中部夏時間)
2002年10月15日(火) 午後8時00分(日本時間)

 

10月14日の3回目の船外活動で外に出て行う作業は完了し、スペースシャトル「アトランティス号」と国際宇宙ステーション(ISS)のクルーは、10月16日に予定されているアトランティス号のISSからの出発前にやらなければならない内部での残作業に集中します。

アトランティス号の6人のクルーは、10月16日に、1週間前の彼らの到着前より少し重くなり、より能力を持つようになったISSから離れる予定です。ISSは現在、質量が約366,277ポンド(約166,118kg)で、大きさは長さ171フィート(約52m)、幅240フィート(約73m)、高さ90フィート(約27m)となっています。S1トラスが取り付けられたことにより、ISSの質量は15トン(13,600kg)増えました。
(訳注:米国の1トンは、メートル法の0.907トンに相当します)

米国中部夏時間10月16日午前8時13分(日本時間10月16日午後10時13分)の分離後、アトランティス号はISSの写真撮影のため、少なくともISSの周囲を半周回(フライアラウンド)する予定です。その後、スラスタの噴射を行いISSから離れ、1週間の有益な共同運用を終えてISSに別れを告げます。

ふたたび、自分たちだけとなる第5次長期滞在クルー(宇宙滞在131日、ISS滞在129日を経過)は、9月終わりに到着したロシアのプログレス補給船(9P)からの荷下ろしや、11月終わりに予定されているスペースシャトル「エンデバー号」で持ち帰る身の回りの品の梱包に作業を移行させます。エンデバー号は、P1トラスと第6次長期滞在クルーを運びます。

しかし、エンデバー号が到着する前の10月終わりに、第5次長期滞在クルーは地球から新しいロシアのソユーズ宇宙船(5S)で訪問するクルーを迎えます。このソユーズ宇宙船(5S)はカザフスタン共和国のバイコヌール宇宙基地から10月28日に打ち上げられる予定です。ソユーズ宇宙船は緊急帰還用の宇宙船としてISSにとどまり、6ヶ月ごとに交換する必要があります。

アトランティス号とISSのクルーは、10月16日のアトランティス号の分離と出発前に、お互いに話をする自由な機会として、本日数時間の休息をとります。本日の午後は、アトランティス号からISSへの最後のペイロードの移送作業が続けられます。S1トラスに加えて、アトランティス号は約1トン(約900kg)もの補給品をISSに運んできました。また、分離の準備としてランデブ時に使用する道具の点検が行われる予定です。

アトランティス号のクルーは、10月15日午前3時48分(同10月15日午後5時48分)に、ミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のサンドラ・マグナスためにかけられたサラ・ブライトマンの" Only an Ocean Away"で起床しました。この曲は彼女のジョギング友達から贈られたものです。

次のステータスレポートは本日の夕方(同10月16日朝)、または何かイベントが生じた際に発行する予定です。

 

出典: http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/sts-112/sts-112-16.html
*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

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最終更新日:2002年10月16日

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