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NASAステータスレポート
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飛行8日目
STS-112NASAステータスレポート#15
ミッションコントロールセンター
2002年10月14日(月) 午後5時00分(米国中部夏時間)
2002年10月15日(火) 午前7時00分(日本時間)

 

今回のミッションでは最後となる、第3回目の船外活動が、本日、米国中部夏時間10月14日午後3時47分(日本時間10月15日午前5時47分)に終了しました。ミッションスペシャリスト(MS:搭乗運用技術者)のデイヴィッド・ウルフとピアース・セラーズが、国際宇宙ステーション(ISS)の「クエスト」(エアロック)から真空の宇宙空間へ出てから6時間36分後のことでした。

この船外活動は10月14日午前9時11分(同10月14日午後23時11分)に開始され、ISSの組み立てと修理のために行われる46回目の船外活動となりました。彼らの最初の作業、モービルトランスポータ(台車:MT)のケーブルカッターの起動を妨げていたボルトの取り外しをすばやく片付けると、ウォルフとセラーズは、アンモニア配管の接続および、打上げ時にS1トラスを所定の位置に固定していた構造的な支持器具の取り外し作業に移りました。セラーズとウォルフが計画よりもかなり早めに作業を行ったため、前倒しで行う作業として、機能改修用の器具(Spool Positioning Device:SPD)をポンプモータ機構に取り付ける作業が追加されました。このポンプモータ機構は、アンモニアをISSの冷却システムの中を循環させるのに使われます。本日の船外活動の間、「カナダアーム2」(ISSのロボットアーム)は、セラーズとウォルフの作業時の足場として使われ、NASAのISSサイエンスオフィサーのペギー・ウィットソンとMSのサンドラ・マグナスによって操作されました。

この日早くの10月14日午前6時20分(同10月14日午後8時20分)にコマンダーのジェフリー・アッシュビーとパイロットのパメラ・アン・メルロイはスペースシャトル「アトランティス号」のスラスタを35分間噴射して、ISSの高度をゆっくりと2.3マイル(約3.7km)上昇させました。アトランティス号による2回のリブーストにより、ISSの高度は合計で6マイル(約9.7km)上昇し、10月28日に打上げ予定の交換用のソユーズ宇宙船(5S)到着のための準備が整いました。

アトランティス号のクルーは10月15日午前3時46分(同10月15日午後5時46分)に起床予定で、ISSのクルーはそれから約1時間半後に起床予定です。10月16日に予定されているアトランティス号のISSからのアンドッキングおよび離脱の前の最後の時間のいくらかを一緒に過ごせるように10月15日にはクルーの休息時間が取られる予定です。

次のステータスレポートは10月15日午前(同10月15日午後)、または何かイベントが生じた際に発行する予定です。

 

出典: http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/sts-112/sts-112-15.html
*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

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最終更新日:2002年10月15日

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