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NASAステータスレポート
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飛行8日目
STS-112NASAステータスレポート#14
ミッションコントロールセンター
2002年10月14日(月) 午前5時00分(米国中部夏時間)
2002年10月14日(月) 午後7時00分(日本時間)

 

スペースシャトル「アトランティス号」と国際宇宙ステーション(ISS)は、本日再び、新しく取り付けられたトラスの取り付け作業と点検のために船外活動を行います。

デイヴィッド・ウルフとピアース・セラーズは、再び「クエスト」(エアロック)から外へ出て、米国中部夏時間10月14日午前9時40分(日本時間10月14日午後11時40分)頃から船外活動を開始する予定です。ISSの組み立てと修理のために行われる船外活動としては46回目になります。今回彼らが行う作業は以下の通りです。もはや必要がなくなった打上げ時の固定機構の取り外しと収納、流体配管の圧力上昇を防ぐための器具の取り付け、将来のISSトラスの取り付けに備えた器具の取り付け、モービルトランスポータ(台車:MT)のケーブルカッターの起動を妨げていた故障したボルトの取り外し。

船外活動の前には、ISSの高度を数マイル上昇させるため、再びアトランティス号のスラスタが使われる予定です。このリブーストは約35分間実施され、10月28日にカザフスタン共和国のバイコヌール宇宙基地から打ち上げられる予定のロシアのソユーズ宇宙船の到着に備えます。ソユーズ宇宙船は、ISSの緊急時に避難船となるものであり、約6ヶ月毎に交換する必要があります。

本日、クルーの起床直後に、新しく取り付けられたS1トラスの3枚の冷却用ラジエータの1枚が展開システムの機械的な動作テストのために展開されました。長さ75フィート(約22.5m)になるラジエータの展開は、10月14日午前3時1分(同10月14日午後5時1分)から開始され、9分後には完了しました。この作業は電気的な調整のため、10月13日から延期されていたものでした。このラジエータは、来年までは運用上は必要ありません。

NASAのISSサイエンスコマンダーのペギー・ウイットソンとアトランティス号のサンドラ・マグナスは、船外活動時にはISSのロボットアームを操作する予定です。パイロットのパメラ・アン・メルロイは、再びアトランティス号のフライトデッキから船外活動を指揮します。ウォルフは、赤い線の付いた宇宙服を着用し、セラーズは白いままの宇宙服を着用します。

本日のウェイクアップ・ミュージックは、デイヴィッド・ウルフの妻タミーさんからのリクエストでポール・マッカートニーとウイングスの「You Gave Me The Answer」で10月14日午前2時46分(日本時間10月14日午後4時46分)に流されました。ISSクルーはそれから約30分後に起床しました。

次のSTS-112ステータスレポートは、本日午後に発行する予定です。

 

出典: http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/sts-112/sts-112-14.html
*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

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最終更新日:2002年10月15日

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