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NASAステータスレポート
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飛行7日目
STS-112NASAステータスレポート#12
ミッションコントロールセンター
2002年10月13日(日) 午前5時00分(米国中部夏時間)
2002年10月13日(日) 午後7時00分(日本時間)

 

スペースシャトル「アトランティス号」と国際宇宙ステーション(ISS)の合同クルーは、本日、2機の宇宙船の間で補給品と機器の移送を行い、このミッションの最後の船外活動の準備も行う予定です。

9人の米露の宇宙飛行士は米国中部夏時間10月13日午後1時30分(日本時間10月14日午前3時24分)に「デスティニー」(米国実験棟)から記者会見も行います。この記者会見はNASA TVで生放送される予定です。

本日遅くに、新たに取り付けられたS1トラスのラジエータのひとつを遠隔操作で展開し、10月10日の1回目の船外活動で行われた接続を確認します。ラジエータの展開後の長さは75フィート(約23m)で8枚のパネルの幅はそれぞれ11フィート(約3m)です。この冷却システムは、実際には来年までは起動されません。

本日のISS内での主要な作業のひとつは運動用のトレッドミルの振動吸収装置の交換です。このトレッドミルは、ISSの生活空間である「ズヴェズダ」(ロシアのサービスモジュール)に設置されており、運動中の振動を著しく減少もしくは消去するように設計されています。そうでなければ、ISS上で行われている繊細な実験に良くない影響を与えてしまう可能性があるからです。この機器はISS上の主要な運動用の機器のひとつで、長期間の宇宙飛行の間の健康を維持するために重要なものです。

移送作業はほとんど一日中続けられ、酸素がアトランティス号から「クエスト」(エアロック)の外側にある高圧貯蔵タンクへと送られます。

10月14日の船外活動の準備として、宇宙服に水が再注入され、工具が整備される予定です。就寝前に、9人のクルー全員で船外活動とエアロックの手順を確認します。

本日は、午前4時07分(同10月13日午後6時07分)のミッションスペシャリスト(MS:搭乗運用技術者)のフョードル・ユールチキンへのウェイクアップ・ミュージックで始まりました。曲は、Isaac Dunaevskyが作曲した"Aviation March"で、ユールチキンの母校であるモスクワ航空大学の校歌です。

次のステータスレポートは10月13日夕方(同10月14日朝)、または何かイベントが生じた際に発行する予定です。

 

出典: http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/sts-112/sts-112-12.html
*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

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最終更新日:2002年10月15日

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