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NASAステータスレポート
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飛行3日目
STS-112NASAステータスレポート#04
ミッションコントロールセンター
2002年10月9日(水) 午前5時00分(米国中部夏時間)
2002年10月9日(水) 午後7時00分(日本時間)

 

スペースシャトル「アトランティス号」と国際宇宙ステーション(ISS)は、今朝ランデブを行う予定であり、米国中部夏時間10月9日午前10時24分(日本時間10月10日午前0時24分)にドッキングする予定です。アトランティス号のクルー6人は、ISSの第5次長期滞在クルーにとって、6月初めにISSに搭乗して以来、初めての訪問者となります。10月9日午後12時30分(同10月10日午前2時30分)にハッチが開けられ、共同で作業を行う週が始まります。アトランティス号のISSへの接近とドッキング、ハッチを開ける様子は、NASA TVで放映する予定です。

アトランティス号のクルーは、10月9日午前2時46分(同10月9日午後4時46分)にティナ・ターナーの"The Best"で起床しました。この曲はコマンダーのジェフリー・アッシュビーが彼の妻のペイジから贈られたものです。起床後すぐにクルーは、オービタを「デスティニー」(米国実験棟)のドッキングポートへのドッキングを完了させるため、ランデブとドッキングの手順に集中しました。

最終接近開始のための噴射は、10月9日午前8時04分(同10月9日午後10時04分)に予定されており、このときISSとアトランティス号の距離は50,000フィート(約15 km)離れています。ISSへの接近はその後の4回の小さな噴射により修正され、アッシュビーがアトランティス号のスラスタを、フライトデッキの頭上と後方の窓から外を見つつ手動で制御する準備が整います。彼は、アトランティス号をISSの下600フィート(約183 m)の地点に飛行させ、オービタのドッキングシステムとデスティニーがドッキング方向に一致するように4分の1周回させます。これによりアトランティス号はISSの前方約300フィート(約91 m)の位置に来る予定です。

残りのアトランティス号のクルーである、パイロットのパメラ・アン・メルロイ、ミッションスペシャリスト(MS:搭乗運用技術者)のデイヴィッド・ウルフ、サンドラ・マグナス、ピアース・セラーズ、そしてロシアの宇宙飛行士のフョードル・ユールチキンは、レーザーとコンピュータを用いてランデブ作業の補助を行います。

アトランティス号の到着を待つISSの3人のクルー(コマンダーのワレリー・コルズンと、NASAのISSサイエンスオフィサーのペギー・ウィットソン、フライトエンジニアのセルゲイ・トレシェフ)は、宇宙滞在126日目を迎えました。

10月10日にISSの新しい要素であるS1トラスが取り付けられる予定で、そのすぐ後に、ウォルフとセラーズにより予定されている3回の船外活動のうち1回目が始まる予定です。この船外活動により、S1トラスとISS間の電力、データ、流体ラインがつながれます。

クルーは今晩6時30分(同10月10日午前8時30分)に就寝する予定です。次のステータスレポートは10月9日午後6時(同10月10日午前8時)、または何かイベントが生じた際に発行する予定です。

 

出典: http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/sts-112/sts-112-04.html
*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

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最終更新日:2002年10月10日

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