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プログレスM-MRM2宇宙船の推進モジュール部は、ロシアの小型研究モジュール2(Mini-Research Module 2: MRM2)を国際宇宙ステーション(ISS)へ運ぶ役割を終え、米国中部標準時間2009年12月7日午後6時16分(日本時間2009年12月8日午前9時16分)にMRM2から分離しました。その後、推進モジュール部は大気圏再突入を行い、太平洋上に安全に投棄されました。
5Rミッションは、ロシアのプログレスM-MRM2宇宙船を打ち上げて、ロシアの小型研究モジュール2(Mini-Research Module 2: MRM2)を、国際宇宙ステーション(ISS)の「ズヴェズダ」(ロシアのサービスモジュール)の上部ドッキングポートに結合させるミッションです。
プログレスM-MRM2宇宙船は、プログレスM1補給船をベースに製作したもので、MRM2をISSへ無人で運搬するための宇宙船です。MRM2は、「ピアース」(ロシアのドッキング室)と同様に、ロシアのエアロックおよびドッキングポートの役割を果たすモジュールであり、形状や能力もほぼピアースと同様です。MRM2の名称は、「Poisk」(英語で「Search」または「Quest」という意味)と呼ばれています。
プログレスM-MRM2宇宙船は、ロシアのソユーズロケットでカザフスタン共和国のバイコヌール宇宙基地から打ち上げられ、打上げから2日後に、ズヴェズダの上部ドッキングポートに自動ランデブ・システムを用いてドッキングしました。プログレスM-MRM2宇宙船は、その後、日本時間12月8日にMRM2を除いた推進モジュール部分を分離し、ISSから離脱して投棄しました。2010年1月中旬頃には、ロシアの船外活動が行われ、MRM2外部へのアンテナの取付けなどの作業が行われる予定です。
なお、MRM2内部には、食料や衛生用品、交換用の機器、衣服、科学機器などの貨物などの貨物が搭載されて打ち上げられます。
打上げ日時 | 2009年11月10日午後11時22分(日本時間) 2009年11月10日午後8時22分(バイコヌール時間) 2009年11月10日午後5時22分(モスクワ時間) 2009年11月10日午前8時22分(米国中部標準時間) |
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射場 | カザフスタン共和国バイコヌール宇宙基地 |
使用ロケット | ソユーズUロケット |
宇宙船の名称 | プログレスM-MRM2 |
軌道高度 | ISSとのドッキング高度:約341km(平均高度) |
軌道傾斜角 | 51.6度 |
重量 | 7,150kg(打上げ時) |
ドッキング日時 | 2009年11月13日午前0時41分(日本時間) 2009年11月12日午後6時41分(モスクワ時間) 2009年11月12日午前9時41分(米国中部標準時間) |
全長 | 4.094m(ピアースと同じ) |
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直径 | 2.55m(ピアースは2.20m) |
ハッチ直径 | ズヴェズダ側 1.10m ソユーズ/プログレス側 80cm EVAハッチ 1.00m 2個 (すべてピアースと同じ) |
打上げ時の重量 | 約3,670kg (751kgの貨物を内部に搭載) |
与圧区画容積 | 14.8m3(ピアースは13.2m3) |
機能 |
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