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飛行13日目
NASAケネディ宇宙センター(KSC)が降雨、雲そして風もあるという状態のため、フライトコントローラは本日のスペースシャトル「エンデバー号」と7人のクルーの着陸の機会を見送りました。このため、エンデバー号は、少なくとももう1日宇宙に滞在します。 12月6日のエンデバー号のフロリダへの着陸の機会は2回あります。1回目は軌道離脱のためのエンジン噴射を米国中部標準時間12月6日午前11時51分(日本時間12月7日午前2時51分)に開始し、フロリダへの着陸は午後12時57分(同12月7日午前3時57分)となります。2回目の機会としては、軌道離脱噴射を午後1時27分(同12月7日午前4時27分)に行い、午後2時33分(同12月7日午前5時33分)の着陸予定となります。 フライトコントローラは、天気予報を一日中モニタし続ける予定です。現状の天気予報では、今後24時間を通して曇りおよび降雨の可能性が続くとのことです。スペースシャトルの代替着陸地であるカリフォルニア州のエドワーズ空軍基地への12月6日の着陸支援の要請の予定はありません。エンデバー号には十分な補給品が残っており、少なくとも12月8日まで軌道上にとどまることができます。 エンデバー号のコマンダーのジェームス・ウェザビー、パイロットのポール・ロックハート、ミッションスペシャリスト(MS:搭乗運用技術者)のマイケル・ロペズ-アレグリアとジョン・ヘリントンは、11月23日から宇宙に滞在しています。そしてエンデバー号で帰還する国際宇宙ステーション(ISS)の第5次長期滞在クルー(コマンダーのワレリー・コルズン、NASAのISSサイエンスオフィサーのペギー・ウィットソン、フライト・エンジニアのセルゲイ・トレシェフ)は、6月5日から軌道上に滞在しています。 次のステータスレポートは12月6日朝(同12月6日午後)、または何かイベントが生じた際に発行する予定です。
出典: http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/sts-113/sts-113-24.html 最終更新日:2002年12月 6日
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