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飛行12日目
スペースシャトル「エンデバー号」は、天候の回復を待つため、少なくとももう1日宇宙に滞在します。本日のフロリダへの2回の着陸機会は、着陸地の低い雲の影響で延期されました。 フライトコントローラは現在、12月5日のNASAケネディ宇宙センター(KSC)への着陸機会に注目しています。次にエンデバー号が着陸する機会としては、軌道離脱のためのエンジン噴射を米国中部標準時間12月5日午後12時49分(日本時間12月6日午前3時49分)に行い、フロリダへの着陸は午後1時54分(同12月6日午前4時54分)となります。2回目の機会としては、軌道離脱噴射を午後2時26分(同12月6日午前5時26分)に行い、午後3時30分(同12月5日午前6時30分)の着陸予定となります。 フライトコントローラは、明日のフロリダの天気予報を夜通しでモニタして、明日の早朝に、12月5日に着陸させるかどうかの判断を行う予定です。エンデバー号の代替着陸地であるカリフォルニア州のエドワーズ空軍基地への12月5日の着陸は考えられていません。 エンデバー号には十分な補給品が残っており、少なくとも12月8日まで軌道上にとどまることができます。現時点での12月5日の天気予報は雲と雨が予想されており、着陸はできません。 エンデバー号のコマンダーのジェームス・ウェザビー、パイロットのポール・ロックハート、ミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のマイケル・ロペズ-アレグリアとジョン・ヘリントンは、11月23日から宇宙に滞在しています。エンデバー号で国際宇宙ステーション(ISS)から地球へ帰還する第5次長期滞在クルー(コマンダーのワレリー・コルズン、NASAのISSサイエンスオフィサーのペギー・ウィットソン、フライトエンジニアのセルゲイ・トレシェフ)は、6月5日から宇宙に滞在しています。 次のステータスレポートは12月5日朝(同12月5日午後)、または何かイベントが生じた際に発行する予定です。
出典: http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/sts-113/sts-113-23.html 最終更新日:2002年12月 5日
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