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飛行11日目
本日、スペースシャトル「エンデバー号」のクルーは、12月4日に予定されているフロリダ州NASAケネディ宇宙センター(KSC)への着陸の準備作業を行い、地球への帰還に集中します。天候が良ければ、エンデバー号は米国中部標準時間12月4日午後2時48分(日本時間12月5日午前5時48分)に着陸する予定です。 クルーは、機器やハードウェアの収納作業、高速での再突入に向けた機体の準備作業を行い、1日を過ごします。12月4日に着陸すると、第5次長期滞在クルー(コマンダーのワレリー・コルズン、NASAのISSサイエンスオフィサーのペギー・ウィットソン、フライトエンジニアのセルゲイ・トレシェフ)は、宇宙に182日間滞在したことになります。国際宇宙ステーション(ISS)からの約2,203ポンド(約991kg)の物資もまた、エンデバー号に搭載されて地球に持ち帰られます。 11日間のミッションで、STS-113のクルー(コマンダーのジェームス・ウェザビー、パイロットのポール・ロックハート、ミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のマイケル・ロペズ-アレグリアとジョン・ヘリントン)とウィットソン、コルズン、トレシェフ、そして第6次長期滞在クルー(コマンダーのケネス・バウアーソックス、NASAのISSサイエンスオフィサーのドナルド・ペティット、フライトエンジニアのニコライ・ブダーリン)は、共同で作業を行い、新しいP1トラスのISSへの取り付け作業、P1トラスの艤装・起動のための3回の船外活動、そして両宇宙機の間での補給品や機器の搬送作業を行いました。 12月4日のフロリダ州への着陸時の天候は、事前の天気予報によると、着陸地点付近で雲と降雨の可能性があります。フライトコントローラは終日にわたって天候を監視し続け、更新情報を受け取ります。 本日午後2時(同12月4日午前5時)頃、エンデバー号のクルーはミッションの成功について、CBSの"Up to the Minute"、スペイン国営放送、Tulsa World新聞のインタビューに応える予定です。ISSに搭乗しているバウアーソックス、ぺティ、ブダーリンは、宇宙滞在10日目を迎え、エンデバー号によりISSに運ばれた2,135ポンド(約961kg)の補給品や機器の荷ほどき作業を行っています。 次のステータスレポートは12月3日夜(同12月4日午前)、または何かイベントが生じた際に発行する予定です。
出典: http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/sts-113/sts-113-20.html 最終更新日:2002年12月 4日
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