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飛行7日目
スペースシャトル「エンデバー号」のミッドデッキから国際宇宙ステーション(ISS)へ搬送された機器・補給品は、本日、1,700ポンド(約765kg)を超え、エンデバー号から約75%の荷物が搬送されました。ISSからエンデバー号へは、750ポンド(約338kg)以上の荷物が運ばれました。 前任者の第5次長期滞在クルー(コマンダーのワレリー・コルズンとNASAのISSサイエンスオフィサーのペギー・ウィットソン、ロシア人宇宙飛行士のセルゲイ・トレシェフ)による第6次長期滞在クルー(コマンダーのケネス・バウアーソックス、ロシア人宇宙飛行士のニコライ・ブダーリン、NASAのISSサイエンスオフィサーのドナルド・ペティット)への引継ぎ作業は引き続き行われました。引継ぎ作業は、ISS内で使用する手順や科学実験、機器・補給品の場所に焦点を当てて行われています。 本日午後、コルズンはバウアーソックスへ儀式的にISSの指揮権を引き渡しました。第6次長期滞在クルーは、ISSにドッキングしているソユーズ宇宙船へ自分たちに合わせて作られたシートライナーを取り付けた11月25日以降、正式なISS長期滞在クルーとなっています。本日午後遅くに10人の米国およびロシアの宇宙飛行士は、ジョンソン宇宙センター(JSC)とケネディ宇宙センター(KSC)の記者からの質問に応える軌道上共同記者会見を行いました。 エンデバー号のコマンダーのジェームス・ウェザビーは、今朝、エンデバー号のスラスタを噴射し、ISSの高度を約0.8マイル(約1.3km)上昇させました。このリブースト(軌道の引き上げ)により、ISSの平均軌道高度は244マイル(393km)以上になりました。今回のリブーストはSTS-113ミッションで行われる3回のリブーストのうちの2回目です。1回目は11月27日に行われ、ISSの高度は約2.8マイル(約4.5km)上昇しました。3回目のリブーストは12月1日に予定されています。 ウィットソンとぺティは、ISSに搭載している微小重力研究グローブボックス(Microgravity Science Glovebox:MSG)のトラブルシューティングを行いました。彼らは、11月20日に起きた不具合の原因を解明するため、MSGの電力分配・変換器(MSGの電力を供給する機器)の電気回路の上流側・下流側電流を点検しました。 エンデバー号のクルーのマイケル・ロペズ-アレグリアとジョン・ヘリントンは、11月30日に予定されているSTS-113ミッションにおいて3回目で最後となる船外活動の手順を確認しました。この確認作業には、エンデバー号のパイロットで船内の指揮担当者であるポール・ロックハート、バウアーソックス、「カナダアーム2」(ISSのロボットアーム)の操縦者のウィットソンとぺティも参加しました。船外活動のほとんどの時間は、33個の機能改修用の器具(Spool Positioning Device:SPD)の取り付け作業に費やされる予定です。SPDはISSのアンモニア冷却配管に取り付けられた着脱コネクタ(Quick Disconnect:QD)が設計通り外れるように保障するための機器です。他の作業として、アンモニアタンク・アセンブリの配管接続、メインバス切り替えユニット(Main Bus Switching Unit:MBSU)のサーキットブレーカーの設定変更が予定されています。もし時間が許せば、ふたりは、P1トラスのラジエータパネルを解放するために設計された火工品であるSFU(Squib Firing Unit)の設定変更も行う予定です。 次のステータスレポートは11月30日朝(同11月30日夜)、または何かイベントが生じた際に発行する予定です。
出典: http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/sts-113/sts-113-13.html 最終更新日:2002年12月 2日
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