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飛行3日目
スペースシャトル「エンデバー号」のクルーは、米国中部標準時間11月25日午前7時29分（日本時間11月25日午後10時29分）に起床し、本日午後（同11月26日午前）の国際宇宙ステーション（ISS）へのドッキングに向けた最終準備作業を始めました。エンデバー号は現在、ISS後方350マイル（約563km）の位置にあり、軌道1周回ごとに約130マイル（約209km）ずつISSへ近づいています。ドッキングは、11月25日午後3時26分（同11月26日午前6時26分）に予定されており、カザフスタンとウズベキスタンの国境上空で行われる予定です。 ISSに搭乗している第5次長期滞在クルー（コマンダーのワレリー・コルズンと、NASAのISSサイエンスオフィサーのペギー・ウィットソン、フライトエンジニアのセルゲイ･トレシェフ）は、本日午前7時50分（同11月25日午後10時45分）に起床し、エンデバー号のクルーと交代クルーの到着に向けた準備作業を引き続き開始しました。 ハッチが開けられ、コルズンによるセーフティブリーフィングが行われた後、両宇宙機のクルーは、来る3回の船外活動で必要となる補給品や装置、また第6次長期滞在クルー用に作られたソユーズ宇宙船のシートライナーと帰還用スーツを移送する予定です。ソユーズ宇宙船はISSの救命ボートの役割を担っており、緊急事態が発生したときにクルーが素早く帰還できるようになっています。ソユーズ宇宙船の着陸時の衝撃を和らげるシートライナーは、それぞれのクルーに合うように作られています。ISSに搭乗している第5次長期滞在クルーとの正式な交代は、第6次長期滞在クルーがそれぞれのシートライナーをソユーズ宇宙船に運び、第5次長期滞在クルーが地球に帰還するためそれぞれのシートライナーをエンデバー号に運んだ時点で完了します。 今後7日間のうちに、米国およびロシアの宇宙飛行士は、共にISSへP1トラスの取り付け作業を行い、第5次長期滞在クルーと第6次長期滞在クルーの交代を行う予定です。P1トラスの取り付け・設置作業を行う3回の船外活動のうちの1回目は、11月26日午後（同11月27日午前）に予定されており、ミッションスペシャリスト（搭乗運用技術者：MS）のマイケル・ロペズ-アレグリアとジョン・ヘリントンによって行われる予定です。 エンデバー号のクルー（コマンダーのジェームス・ウェザビー、パイロットのポール・ロックハート、MSのロペズ-アレグリア、ヘリントン、そして第6次長期滞在クルーのコマンダーのケネス・バウアーソックス、NASAのISSサイエンスオフィサーのドナルド・ペティット、フライトエンジニアのニコライ・ブダーリン）は、11月25日午前10時35分（同11月26日午前1時35分）頃にランデブー運用を行う予定です。ドッキングの最終フェーズは午後１時（同11月26日午前4時）に始まり、両宇宙機の間のハッチは午後4時45分（同11月26日午前7時45分）に開けられる予定です。 次のステータスレポートは11月25日夜（同11月26日午前）、または何かイベントが生じた際に発行する予定です。
出典： http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/sts-113/sts-113-04.html 最終更新日：2002年11月26日
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