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飛行2日目
スペースシャトル「エンデバー号」のクルーは、本日午前8時50分(日本時間11月24日午後11時50分)に起床し、軌道上の初日の作業(11月25日の国際宇宙ステーション(ISS)へのドッキングに向けた準備作業)を開始しました。クルーが起床したとき、エンデバー号とISSは約2700マイル(約4,344km)の距離にあり、エンデバー号がISSの少し下方でかつ後方にいました。 ISSに搭乗している第5次長期滞在クルーのコマンダーのワレリー・コルズンと、NASAのISSサイエンスオフィサーのペギー・ウィットソン、フライトエンジニアのセルゲイ・トレシェフは、本日午前7時45分(同午後10時45分)に起床し、エンデバー号と交代クルーの到着に向けた準備作業を開始しました。 11月25日のドッキングに向けて、エンデバー号のクルー(コマンダーのジェームス・ウェザビー、パイロットのポール・ロックハート、ミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のマイケル・ロペズ-アレグリア、ジョン・ヘリントン、そして第6次長期滞在クルーのコマンダーのケネス・バウアーソックス、NASAのISSサイエンスオフィサーのドナルド・ペティット、フライトエンジニアのニコライ・ブダーリン)は、ドッキング中に使用する機器の操作手順の確認を行う予定です。ドッキング機構にセンターラインカメラが取り付けられ、エンデバー号のドッキングリングを伸展させ、さまざまな手持ちのカメラや距離測定機器が点検される予定です。さらに、ロペズ‐アレグリアとヘリントンは、P1トラスを取り付けるために3回予定されている船外活動で彼らが着用する宇宙服の確認・点検作業を行う予定です。 ISSへのドッキングは、11月25日午後3時26分(同11月26日午前6時26分)に予定されており、5日間の間に行われる3回の船外活動の準備が整えられます。P1トラスは今年打ち上げられるトラスのうち3番目のトラスで、ISSの背骨を形成する11個のトラス構造物のうちのひとつです。またこのトラス構造物は、冷却の役割を担うとともに、来年ISSに運ばれる予定の新しい太陽電池パドルを支えます。 11月24日午後6時55分(同11月25日午前9時55分)に、バウアーソックスとブダーリン、ペティットは、USA TodayとAP Radio Newsの記者との会見を行いました。3人は、宇宙滞在173日目を迎える第5次長期滞在クルーと交代し、ISSに搭乗して宇宙での生活や仕事を行う第6次長期滞在クルーとなります。 次のステータスレポートは11月24日午後(同11月25日午前)、または何かイベントが生じた際に発行する予定です。
出典: http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/sts-113/sts-113-02.html 最終更新日:2002年11月25日
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