国際宇宙ステーションのクルー交代/ソユーズ宇宙船交換ミッション(10S)
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ソユーズ宇宙船(9S)の着陸地点 |
2004年10月から国際宇宙ステーション(ISS)に滞在していた第10次長期滞在クルー2名と、第11次長期滞在クルーと共に日本時間2005年4月15日に打ち上げられ、短期間の滞在を終えた欧州宇宙機関(ESA)の訪問クルー1名の計3名が、ISSにドッキングしていたソユーズ宇宙船(9S)にて、同4月25日午前7時8分に、カザフスタン共和国に無事着陸しました。
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発射台に運ばれたソユーズロケット |
ロケット組立・試験棟から発射台に運ばれるソユーズロケット |
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ソユーズ宇宙船に被せるフェアリング |
打上げ準備中のソユーズ宇宙船 |
10Sフライトは、スペースシャトル「コロンビア号」の事故のため飛行が延期されているスペースシャトルの代わりとして長期滞在クルーの交代を行うとともに、新しいソユーズ宇宙船をISSに届ける(*)ミッションです。
ISSへ打ち上げられるソユーズ宇宙船の打上げとしては10回目、ソユーズ宇宙船の交換フライトとしては9回目となります。また、ソユーズ宇宙船によるISS長期滞在クルーの交代は、6S、7S、8S、9Sミッションに次いで5回目です。
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ISSには、長期滞在クルーの緊急帰還船として、ソユーズ宇宙船を常時ドッキングさせておく必要がありますが、ソユーズ宇宙船の軌道上運用寿命は200日間であるため、半年毎に新しいソユーズ宇宙船と交換する必要があります。 |
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10Sクルー
右からジョン・フィリップス、セルゲイ・クリカレフ、ロベルト・ビットーリ宇宙飛行士 |
4月15日にソユーズTMA-6宇宙船(10S)で打ち上げ予定の第11次長期滞在クルー(セルゲイ・クリカレフ宇宙飛行士、ジョン・フィリップス宇宙飛行士)と訪問クルー(タクシークルー)であるESAのロベルト・ビットーリ宇宙飛行士は、打上げから2日後にISSにドッキングします。そしてISSに滞在していた2名の第10次長期滞在クルーとESAのロベルト・ビットーリ宇宙飛行士は、2004年10月からISSに結合しているソユーズTMA-5宇宙船(9S)に搭乗し地球に帰還します。ソユーズTMA-6宇宙船は、約175日間ISSに結合させておく予定です。
10S飛行計画(2004年4月25日現在)
打上げ日時 |
2005年 |
4月15日午前 9時46分 |
(日本時間) |
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4月15日午前 6時46分 |
(バイコヌール夏時間) |
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4月15日午前 4時46分 |
(モスクワ夏時間) |
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4月14日午後 7時46分 |
(米国中部夏時間) |
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射場 |
カザフスタン共和国 バイコヌール宇宙基地 |
使用ロケット |
ソユーズ-FGロケット |
搭乗人数 |
3名 |
ドッキング日時
(ソユーズTMA-6) |
2005年 |
4月17日午前 11時20分 |
(日本時間) |
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4月17日午前 6時20分 |
(モスクワ夏時間) |
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4月16日午後 9時20分 |
(米国中部夏時間) |
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ISS分離日時
(ソユーズTMA-5) |
2005年 |
4月25日午前 3時44分 |
(日本時間) |
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4月24日午後 10時44分 |
(モスクワ夏時間) |
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4月24日午後 1時44分 |
(米国中部夏時間) |
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帰還日時
(ソユーズTMA-5) |
2005年 |
4月25日午前 7時08分 |
(日本時間) |
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4月25日午前 2時08分 |
(モスクワ夏時間) |
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4月24日午後 5時08分 |
(米国中部夏時間) |
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最終更新日:2005年4月25日
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