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「こうのとり」8号機では船内、船外物資合計で約5.4トン(船内物資約3.5トン、船外物資約1.9トン)をISSに運びます。
主な搭載品は以下の通りです。
CBEF-L(Cell Biology Experiment Facility-Left:CBEF-L)は、現在「きぼう」で運用している細胞培養装置(Cell Biology Experiment Facility:CBEF)と並行利用することで、ライフ系実験の利用拡大をはかります。CBEFからの改良点として、半径を倍以上にした大型の人工重力発生機で重力差を緩和することができるようになったほか、マウスよりも大きな動物の飼育も可能な実験装置です。
SOLISS(Small Optical Link for International Space Station:SOLISS)はソニー株式会社とJAXA宇宙探査イノベーションハブとの共同研究による基盤技術に基づいて、株式会社ソニーコンピュータサイエンス研究所とJAXA宇宙探査イノベーションハブが軌道上技術実証のために共同開発した小型衛星光通信実験装置です。軌道上試験ではISSの「きぼう」船外実験プラットフォームに設置されている中型曝露実験アダプター(i-SEEP)にSOLISSを設置し、1550nm帯のレーザーを用いて地上との通信試験を行います。
「きぼう」日本実験棟のみが有する人工重力発生機であるCBEFを用いる実験です。CBEF上に惑星の模擬砂等の粉粒体が入った砂時計型及びメスシリンダ型の実験装置を搭載し、低重力が粉粒体の特性に及ぼす影響を調査することが目的です。
九州工業大学とエジプト国立リモートセンシング宇宙科学機関(National Authority for Remote Sensing and Space Science:NARSS)が共同で開発した超小型衛星の他、Space BD株式会社や東京大学が開発した超小型衛星を輸送し、「きぼう」より放出します。
参考
「こうのとり」8号機では、5号機、6号機、7号機に引き続き生鮮食品を輸送します。
関連リンク
「こうのとり」8号機では、6号機、7号機に続いて、補給キャリア非与圧部の曝露パレットにISS用の新型バッテリ(日本製のリチウムイオン電池セルを採用)6台を搭載して運びます。
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