このページは、過去に公開された情報のアーカイブページです。

<免責事項> リンク切れや古い情報が含まれている可能性があります。また、現在のWebブラウザーでは⼀部が機能しない可能性があります。
最新情報については、https://humans-in-space.jaxa.jp/ のページをご覧ください。

サイトマップ

宇宙ステーション・きぼう 広報・情報センター宇宙ステーション・きぼう 広報・情報センタートップページ
  • Menu01
  • Menu02
  • Menu03
  • Menu04
  • Menu05
  • Menu06
  • Menu07

宇宙ステーション補給機(HTV)

最終更新日:2011年2月9日

飛行スケジュール

打上げに向けた作業スケジュール

画像

打上げに向けた作業スケジュール

HTV2ミッション飛行スケジュール

HTV2ミッションでは、宇宙ステーション補給機「こうのとり」2号機(HTV2)が国際宇宙ステーション(ISS)に結合している期間中に、スペースシャトル「ディスカバリー号」(STS-133ミッション)のISSへのドッキングと分離が予定されています。

「こうのとり」2号機はISSの「ハーモニー」(第2結合部)の下側の共通結合機構(Common Berthing Mechanism: CBM)に結合されますが、そのままの状態では、ISSにドッキングしたディスカバリー号のペイロードベイ(貨物室)から、ISSのロボットアーム(Space Station Remote Manipulator System: SSRMS)を使用して搭載物を取り出すことができなくなるため、ディスカバリー号のドッキング前に「こうのとり」2号機をハーモニーの上側に移動します。ディスカバリー号がISSから分離した後、「こうのとり」2号機は再びハーモニーの下側に戻されます。

HTV2ミッションの飛行スケジュールは、ディスカバリー号の打上げ状況およびISSの運用状況により変更される可能性があります。

HTV2ミッション飛行スケジュール
飛行日(* 主な実施ミッション
1日目
飛行1日目イメージ
打上げ/軌道投入、軌道投入後の運用(サブシステムの起動、姿勢制御、機体の異常点検、米国のデータ中継衛星(TDRS)との通信確立、筑波のHTV運用管制室との通信接続)、ランデブ用軌道制御開始
2~5日目
飛行2日目イメージ
遠地点ランデブ用軌道制御
6日目
飛行6日目イメージ
近傍運用、最終アプローチ、SSRMSによる把持とISSのハーモニー下側のCBMへの結合
  • CBMとの結合の検証
  • 結合部の艤装(配線・ケーブル設置など)、モジュール間換気装置(IMV)の起動など
  • 補給キャリア与圧部への入室、消火器・可搬型呼吸器(PBA)の取付けなど
7日目以降
飛行7日目イメージ
補給キャリア与圧部内からISS内への物資の運び出し、ISS内から補給キャリア与圧部内への不要品の積み込み開始
10日目
飛行10日目イメージ
勾配炉実験ラック、多目的実験ラック(MSPR)を「きぼう」日本実験棟船内実験室に設置
11日目
飛行11日目イメージ
曝露パレットを補給キャリア非与圧部から取り出し、「きぼう」船外実験プラットフォームへ移送・取付け
13~
14日目
飛行13~14日目イメージ
曝露パレットに搭載されたカーゴ輸送コンテナ(CTC)とフレックス・ホース・ロータリ・カプラ(FHRC)を、「デクスター」(特殊目的ロボットアーム)によりISS船外に仮設置
17日目
飛行17日目イメージ
曝露パレットを補給キャリア非与圧部へ収納
28日目
飛行28日目イメージ
ディスカバリー号のISSドッキングに備えた移動
  • ハーモニー下側のCBMからの分離準備
  • ハーモニー上側への移動
  • ハーモニー上側のCBMとの結合および検証
  • 結合部の艤装(配線・ケーブル設置など)、IMVの起動など
45日目
飛行45日目イメージ
ディスカバリー号のISS分離後の再移動
  • ハーモニー上側のCBMからの分離準備
  • ハーモニー下側への移動
  • ハーモニー下側のCBMとの結合および検証
  • 結合部の艤装(配線・ケーブル設置など)、IMVの起動など
46日目以降
飛行46日目イメージ
補給キャリア与圧部内からISS内への物資の運び出し、ISS内から補給キャリア与圧部内への不要品の積み込み
ISS分離前日
ISS分離前日イメージ
ISSからの分離準備
  • 照明装置、煙探知機、消火器、PBAの取外し(ISSへ保管)
  • CBMの制御装置(CPA)の取付け
  • ハッチ閉鎖、結合部の配線・ケーブルの取外し
  • IMVの停止
ISS分離日
ISS分離日イメージ
ISSから分離
  • ISSのロボットアームで「こうのとり」2号機を把持
  • CBMのボルト解除
  • ISSのロボットアームで「こうのとり」2号機を放出ポジションへ移動
  • 誘導・航法及び制御装置(GNC)の起動、スラスタ噴射準備
  • ISSのロボットアームの把持を解放、ISS軌道からの離脱噴射
再突入
(2日間)
再突入イメージ
軌道離脱制御、再突入

*: 飛行日はISSのクルーが起床した時点から始まります。

※スケジュールはISSの運用状況に応じて変更されることがあります。
※各画像はイメージ(CG、HTV1ミッション時の画像など)です。

【略称補足】
米国のデータ中継衛星(Tracking and Data Relay Satellite: TDRS)
モジュール間換気装置(Inter-Module Ventilation: IMV)
可搬型呼吸器(Portable Breathing Apparatus: PBA)
多目的実験ラック(Multi-purpose Small Payload Rack: MSPR)
カーゴ輸送コンテナ(Cargo Transport Container: CTC)
フレックス・ホース・ロータリ・カプラ(Flex Hose Rotary Coupler: FHRC)
CBMの制御装置(Control Panel Assembly: CPA)
誘導・航法及び制御装置(Guidance Navigation and Control: GNC)

 
Copyright 2007 Japan Aerospace Exploration Agency SNS運用方針 | サイトポリシー・利用規約