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宇宙ステーション補給機(HTV)

画像:より大きな画像へ

HTV-1ミッションロゴ

HTV1ミッション

HTV1ミッションは、日本が開発する宇宙ステーション補給機(H-II Transfer Vehicle: HTV)の第1回打上げミッションです。国際宇宙ステーション(ISS)へ補給物資を運ぶため、無人の輸送機「HTV」が宇宙へ飛び立ちます。

新着情報

画像:HTV-1ミッションで活躍したHTV NASA/JAXA合同訓練設備チームとHTV地上設備チームがNASAから表彰されましたへリンク

HTV-1ミッションで活躍したHTV NASA/JAXA合同訓練設備チームとHTV地上設備チームがNASAから表彰されました (2010年9月14日)

宇宙ステーション補給機(H-II Transfer Vehicle: HTV)技術実証機の打上げミッション(HTV-1ミッション)に携わったHTV NASA/JAXA合同訓練設備チームとHTV地上設備チームが、そのミッションへの貢献を称えられ、NASAから表彰されました。

画像:HTV技術実証機は大気圏に再突入、ミッション終了へリンク

HTV技術実証機は大気圏に再突入、ミッション終了 (2009年11月 2日)

第3回軌道離脱マヌーバを実施して高度を落としたHTV技術実証機は、11月2日午前6時26分頃、ニュージーランド上空において高度120kmに達し、大気圏に再突入とともに今回のミッションを終了しました。

画像:第3回軌道離脱マヌーバを実施しましたへリンク

第3回軌道離脱マヌーバを実施しました (2009年11月 2日)

最後の軌道離脱マヌーバとなる第3回軌道離脱マヌーバは、中央アジア上空通過中の11月2日午前5時53分から開始され、同日午前6時01分に正常に終了しました。

※断りのない限り、日時は日本時間です。

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HTV1ミッションの目的

HTV1ミッションで打ち上げられる宇宙ステーション補給機(H-II Transfer Vehicle: HTV)は、技術実証機として位置づけられています。

HTV1ミッションでは、H-IIBロケットの初打上げ、HTV技術実証機によるISSへの補給物資の輸送を実施すると共に、以下の技術検証を飛行中および係留中に行います。

  • ISSへのランデブ飛行技術の検証
  • 安全化技術、管制技術の検証
  • 軌道上における大型機体構造の検証
  • 多重化したアビオニクス、推進系の構成(部品点数約80万点)の検証
  • 宇宙飛行士の乗り込みが可能な有人対応設計(ISS係留中)の検証

搭載品

画像:搭載品の一例

曝露パレットに搭載される超伝導サブミリ波リム放射サウンダ(SMILES)

HTV1ミッションでは、約4.5トンの物資をISSに運搬します。

HTV1ミッションでは、単独飛行中に運用検証試験を実施するため、通常よりも多くの推進剤とバッテリを搭載します。従って、搭載する物資は、通常のHTVの補給物資運搬能力よりも少ない量となります。

≫ 「搭載品」詳細ページへ

飛行計画

HTV1ミッション飛行計画(2009年11月2日現在)
項目 計画
HTVフライト名称 HTV技術実証機(第1回目のHTVフライト:HTV1)
打上げ日時 2009年9月11日 午前2時01分(日本時間)
打上げ場所 種子島宇宙センター 大型ロケット発射場 第2射点(LP-2)
ISSのロボットアーム
による把持日時
2009年9月18日 午前4時51分(日本時間)
ISS結合日時 2009年9月18日 午前7時26分(日本時間)
ISSのロボットアーム
による取外し日時
2009年10月31日 午前0時02分(日本時間)
ISS離脱日時 2009年10月31日 午前2時32分(日本時間)
大気圏への再突入日時 2009年11月2日 午前6時26分頃(日本時間)
飛行期間 約52日間
軌道高度 投入高度:200km×300km(楕円軌道)
ランデブ高度:約350km
軌道傾斜角 51.6度
主要搭載品 補給キャリア
与圧部
船内用補給物資(HTV補給ラック7台、
「きぼう」船内保管室搭載型保管ラック1台)
補給キャリア
非与圧部
船外実験装置(SMILES、HREP)
 
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