このページは、過去に公開された情報のアーカイブページです。
<免責事項> リンク切れや古い情報が含まれている可能性があります。また、現在のWebブラウザーでは⼀部が機能しない可能性があります。
最新情報については、https://humans-in-space.jaxa.jp/ のページをご覧ください。
HTV1ミッションは、日本が開発する宇宙ステーション補給機(H-II Transfer Vehicle: HTV)の第1回打上げミッションです。国際宇宙ステーション(ISS)へ補給物資を運ぶため、無人の輸送機「HTV」が宇宙へ飛び立ちます。
宇宙ステーション補給機(H-II Transfer Vehicle: HTV)技術実証機の打上げミッション(HTV-1ミッション)に携わったHTV NASA/JAXA合同訓練設備チームとHTV地上設備チームが、そのミッションへの貢献を称えられ、NASAから表彰されました。
第3回軌道離脱マヌーバを実施して高度を落としたHTV技術実証機は、11月2日午前6時26分頃、ニュージーランド上空において高度120kmに達し、大気圏に再突入とともに今回のミッションを終了しました。
最後の軌道離脱マヌーバとなる第3回軌道離脱マヌーバは、中央アジア上空通過中の11月2日午前5時53分から開始され、同日午前6時01分に正常に終了しました。
HTV1ミッションで打ち上げられる宇宙ステーション補給機(H-II Transfer Vehicle: HTV)は、技術実証機として位置づけられています。
HTV1ミッションでは、H-IIBロケットの初打上げ、HTV技術実証機によるISSへの補給物資の輸送を実施すると共に、以下の技術検証を飛行中および係留中に行います。
HTV1ミッションでは、約4.5トンの物資をISSに運搬します。
HTV1ミッションでは、単独飛行中に運用検証試験を実施するため、通常よりも多くの推進剤とバッテリを搭載します。従って、搭載する物資は、通常のHTVの補給物資運搬能力よりも少ない量となります。
項目 | 計画 | |
---|---|---|
HTVフライト名称 | HTV技術実証機(第1回目のHTVフライト:HTV1) | |
打上げ日時 | 2009年9月11日 午前2時01分(日本時間) | |
打上げ場所 | 種子島宇宙センター 大型ロケット発射場 第2射点(LP-2) | |
ISSのロボットアーム による把持日時 |
2009年9月18日 午前4時51分(日本時間) | |
ISS結合日時 | 2009年9月18日 午前7時26分(日本時間) | |
ISSのロボットアーム による取外し日時 |
2009年10月31日 午前0時02分(日本時間) | |
ISS離脱日時 | 2009年10月31日 午前2時32分(日本時間) | |
大気圏への再突入日時 | 2009年11月2日 午前6時26分頃(日本時間) | |
飛行期間 | 約52日間 | |
軌道高度 | 投入高度:200km×300km(楕円軌道) ランデブ高度:約350km |
|
軌道傾斜角 | 51.6度 | |
主要搭載品 | 補給キャリア 与圧部 |
船内用補給物資(HTV補給ラック7台、 「きぼう」船内保管室搭載型保管ラック1台) |
補給キャリア 非与圧部 |
船外実験装置(SMILES、HREP) |
Copyright 2007 Japan Aerospace Exploration Agency | SNS運用方針 | サイトポリシー・利用規約 |