このページは、過去に公開された情報のアーカイブページです。
<免責事項> リンク切れや古い情報が含まれている可能性があります。また、現在のWebブラウザーでは⼀部が機能しない可能性があります。
最新情報については、https://humans-in-space.jaxa.jp/ のページをご覧ください。
2008年12月25日、筑波宇宙センター(TKSC)にて、宇宙ステーション補給機(H-II Transfer Vehicle: HTV)技術実証機(初号機)構成要素の全機結合後、初めてプレス公開が行われました。
プレス公開では、虎野吉彦HTVプロジェクトマネージャによるHTVの説明、中村富久H-IIBプロジェクトマネージャによるHTVを打ち上げるH-IIBロケットの説明が行われました。また、塩谷雅人京都大学生存圏研究所教授から、超伝導サブミリ波リム放射サウンダ(Superconducting Submilimeter-Wave Limb-Emission Sounder: SMILES)の説明が行われました。SMILESは「きぼう」日本実験棟船外実験プラットフォームに取り付けられる実験装置のひとつで、HTV初号機に搭載されて国際宇宙ステーション(ISS)に運ばれる予定です。
そのほか、TKSCの総合環境試験棟にて、全機機能試験中のHTV初号機とSMILESが公開されました。プレス公開では、全機機能試験を行うため、HTVの構成要素である「補給キャリア与圧部」と「補給キャリア非与圧部」の貨物区画、そして、「電気モジュール」、「推進モジュール」を結合したHTV初号機が公開されました。また、機能試験に必要なダミーカーゴを搭載した「曝露パレット」およびSMILESも公開されました。
今後、HTV初号機は、機械的・電気的にHTV全機を結合した状態で、配管や電気系統の導通確認などHTV全体の確認を行う全機機能試験や、各種適合性試験などが行われた後、2009年4月以降に種子島宇宙センターに搬送され、同夏季以降にH-IIBロケットに搭載されて種子島宇宙センターから打ち上げられる予定です。
Copyright 2007 Japan Aerospace Exploration Agency | SNS運用方針 | サイトポリシー・利用規約 |