2007年2月8日~10日の3日間、米国のスペースセンターヒューストンにて第13回「宇宙を教育に利用するためのワークショップ」(SEEC: Space Exploration Educators Conference)が開催されました。米国をはじめカナダ、日本などから約560名の教育関係者が参加し、期間中は152セッションが行われました。
公募で選ばれた3人の日本の先生方による授業も2セッション行われました。英語での授業ということもあり、セッションが始まる前は大変緊張されていた先生方ですが、冗談も織り交ぜながら大変わかやすく発表され、楽しい授業となりました。参加された米国の先生方も熱心に授業に取り組まれ、終了後、発表者の先生方と連絡先の交換を行いました。
発表枠ではなく参加枠で派遣された先生方にも、準備段階から授業のサポートをしていただきました。日本の先生方による授業はいずれも、スペースセンターヒューストンが取りまとめている5段階からなる評価シートの結果で4~5と高い評価を受けました。
JAXAから派遣された先生方は、セッション中はもちろんのこと、バスでの移動時間等も利用して米国の先生方と積極的に交流し、意見交換・情報収集を行いました。
参加者
- 福岡県立太宰府高等学校 山下 智志(ヤマシタ サトシ)教諭 (担当科目:英語)
- 東京都新宿区立新宿中学校 小林 輝明(コバヤシ テルアキ)教諭 (担当科目:理科)
- 沖縄県名護市立羽地小学校 伊良波 正志(イラハ マサシ)教諭 (担当科目:理科)
- 埼玉県立春日部女子高等学校 鈴木 文二(スズキ ブンジ)教諭 (担当科目:理科)
- 室蘭市青少年科学館 宮重 徹三(ミヤシゲ テツゾウ)氏
「宇宙を教育に利用するためのワークショップ」参加者及び発表者募集のお知らせ
「宇宙を教育に利用するためのワークショップ」参加者選考結果のお知らせ
発表内容
発表者 | 発表内容 |
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山下 智志教諭 | 人工衛星・宇宙飛行士との交信等を通じた宇宙体験の紹介 |
小林 輝明教諭 | 身近な材料を使った燃料電池の紹介・実演 |
伊良波 正志教諭 | 家庭用真空調理器具を用いた真空・大気圧実験 |
主なスケジュール
2月8日 | 10:00~ | 受付開始 |
10:45~ | 初心者向けオリエンテーション | |
12:00~16:30 | 各セッション | |
18:30~21:30 | レセプション | |
2月9日 | 7:30~7:45 | 開会式 |
7:45~10:00 | 基調講演 | |
10:30~17:30 | 各セッション、NASA施設見学 | |
14:45~16:00 | JAXAセッション | |
2月10日 | 8:00~9:00 | 基調講演 |
9:15~16:00 | 各セッション、NASA施設見学 | |
13:15~14:30 | JAXAセッション | |
16:15~17:00 | 基調講演 | |
17:00~17:30 | 閉会式 |