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教育

航空機による学生無重力実験コンテスト

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過去のテーマ紹介

第5回 航空機による学生無重力実験コンテスト 

選定されたチーム(代表提案者)の抱負
山田 純也さん(藤田保健衛生大学)

「ヒラメの行動と眼球運動」

今回、第5回航空機による学生無重力実験コンテストに選定していただき大変光栄であります。
21世紀の宇宙利用拡大にむけ、我々のヒラメたちが少しでもお役に立てるよう、また今回の実験が少しでもうまくいくよう、日々邁進していきたいと思います。



大野 恵さん(京都大学)

「テンプレートを用いた遷移金属ナノワイヤー電析における重力場の影響」

このたび学生無重力実験に選定いただき、大変光栄に感じております。電気化学プロセッシングにおいて重力場は重要な意味を持っています。金属が析出すると電解液中のイオンの濃度が低下し、密度差による自然対流が誘起されてイオンの物質移動速度が大きく影響されるからです。私の所属する研究室ではこれまで、北海道上砂川町にありましたJAMIC落下塔施設で微小重力環境における電析を行ってまいりました。JAMIC施設閉鎖後は自然対流を抑制できる電極配置を採用したりISAS落下塔を用いるなどして、簡易的に重力場を制御する工夫をこらしてきました。今回のパラボリックフライトでの実験は5年ぶりの本格的な微小重力実験となります。過去の先輩達の業績に近づけるように努力していきたいです。



芳賀 智亮さん(東京大学)

「微小重力下における濡れ性の違いの定性的観察」

僕たちは約三ヵ月間ゼミで無重力実験について考え、話し合ってきました。1・2年生が中心のゼミであるため専門的知識はあまりなく、無重力という非日常的な環境における実験について考えるのはとても苦労しましたが、ゼミの仲間と協力しあい教授からの助言を受けながら、何とか案としてまとめることができました。僕たちの実験テーマは水と油を用いた一見単純なものですが、濡れ性といった大変興味深い内容を含んでいます。このテーマを成功させるべく、チーム一丸となって頑張りたいと思います。



堀 友香さん(お茶の水女子大学)

「ハエは重力を感知して飛んでいるのか?」

あの衝撃的なコロンビア号の爆発がきっかけとなって、宇宙実験に興味を持ってから早4年、無重力での実験は高校からの憧れでした。この度は学生無重力実験コンテストに選定していただき、本当にありがとうございました。普段当たり前にある「重力」が無くなったら、生物はどのように適応するのか。今回は、明確な重力センサーのないDrosophilaが果たして重力を感知して飛んでいるのかに焦点をあてて実験を行いたいと思います。
この最大のチャンスを生かすべく、日々努力していきたいと思います。



舩城 央さん(高松工業高等専門学校)

「水の電気的性質を利用した拡散・収束実験」

無重力下を体験、ましてやその状況下で実験を行うことは、滅多にできないことだと思っています。個人的には、好きな宇宙に関係するこのような実験に関われることをとてもうれしく思います。
今回、この実験及び準備のためにできる限り時間を割き、滅多にできない実験なので、後に後悔することのないように取り組みたいと思います。

また、「水の電気的性質を利用した拡散・収束実験」ということで、自分たちの想像どおりの実験装置を話し合って製作していきたいと思います。もし実験結果が予想どおりにいかなくとも、課題実験なので、真の実験結果を得られるように努力したいと思います。

とりあえず、最大限楽しみたいと思います。






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