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教育

航空機による学生無重力実験コンテスト

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過去のテーマ紹介

第4回 航空機による学生無重力実験コンテスト 

選定されたチーム(代表提案者)の抱負
荒井俊哉さん(東京大学)

「微小重力下における水と油の2重液塊の回転」

このような貴重な実験機会を与えていただき本当にありがとうございます。無重力という特殊な環境に興味があったのでこのコンテストに応募することにしました。応募するにあたってチームのメンバーと多くの意見を出し合い議論を重ねてきました。約20秒間の微小重力環境を有効利用できる実験は意外と思い付かなくて苦労しました。いいテーマを思い付いたと思っても、見落としているところがあったり微小重力を有効利用できてなかったりすることが多くありました。今回採用していただいた水と油を使った実験も最初は見落としているところがたくさんあったのですが、メンバーと議論して多くの工夫をすることで見落としていた部分を埋めていくことができました。採用の知らせを受けたときは今までの努力が報われた喜びでいっぱいでした。これからもチームのメンバーと協力し合い、実験を成功させるために全力を尽くしていこうと思います。



平野大地さん(東北大学)

「翔ベ!大きな夢とシャボン玉」

今回のコンテストに応募したきっかけは、「無重力での科学実験」という講義を受講し、この企画を知ったことです。僕は将来、宇宙飛行士になりたいと思っており、実際に無重力で自分たちの実験ができるこの機会を非常に嬉しく思っています。そして、この貴重な経験を与えてくださった関係者の方々にはとても感謝しています。初めての体験ばかりで、自分たちにできることは限られているかもしれませんが、最後までとことん頑張っていきたいです!よろしくお願いします!



溝口昭彦さん(筑波大学)

「無重力・微小重力空間における磁力造形」

美術作品の制作において、重力は造形に大きな影響を及ぼす要素です。立体作品を制作する場合、必然的に重力との均衡をはかりながら、その形態は重力に逆らう微妙な関係をつくり出すことを意図している場合も多くあります。平面作品の制作でさえ、制作時のキャンバス設置の方向と制作者のストローク(筆の動き)や媒材の粘性や流動性の関係性を含め、絵具は重力による微妙な影響を受けています。このような重力と美術表現の関係性の中において、「表現における重力からの物理的・意識的解放」が第一にあり、方法論的には磁力という視覚化が容易でない媒体を利用し表現に結びつけようとする実験です。今回の実験では、無重力状態で空中に浮遊したカラフルな小円盤が、変化する磁力線の影響で空中に造形物を形成していく過程を記録したいと考えています。チーム一同未体験環境における創造行為に期待しています。今回の貴重な体験の機会を与えてくださった(独)宇宙航空研究開発機構及び関係機関に感謝申し上げます。



松本亜希子さん(京都大学)

「加重力及び無重力時における上下肢の血流量の比較」

このたび学生無重力実験コンテストに選定いただき、大変嬉しく思います。今回の実験テーマでは、無重力への曝露時に生じる上肢と下肢の骨格筋での萎縮の違いのメカニズムを明らかにすることを目的としています。このような研究成果は、無重力飛行を用いた無重力への曝露実験で得られることができ、他の実験で同様な研究をすることは不可能なので、貴重な実験の機会を与えて頂けたことに心より感謝いたします。有意義な研究ができるよう頑張りたいと思います。



渋谷龍一さん(学習院大学)

「微小重力環境における「ロウソクの科学」」

このたびは第4回学生無重力実験コンテストに私たちの案を採用してくださり、ありがとうございます。多くの事を検討し、計画を進めるにあたっての困難も多かっただけに、喜びもひとしおです。今回はロウソクの炎という、一見するとよくありがちな現象を対象とした実験であります。しかし私たちのグループでは、ロウソクの炎が球形になるという定性的な変化だけではなく、ロウソクの周りの雰囲気を変化させるなど、定量的な研究をすることを目的としています。この様な研究は前例が見られないので、数少ない実験チャンスで良いデータを取れるか不安ではありますが、チーム一丸となって全力で頑張っていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。






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