日本時間9月30日午前5時33分頃、宇宙ステーション補給機「こうのとり」5号機は、大気圏に再突入して約42日間のミッションを完了しました。
JAXA宇宙飛行士は、 「こうのとり」5号機の把持・ISSへの結合時と同様に分離時も重要な役目を果たしました。
油井宇宙飛行士によってハッチを閉められた「こうのとり」5号機は、地上からISSのロボットアーム(SSRMS)の操作によって「ハーモニー」(第2結合部)から取り外されました。その後、油井宇宙飛行士がSSRMSを操作して「こうのとり」5号機を放出しました。
若田宇宙飛行士はNASAの運用管制チームの「こうのとり」5号機運用におけるCAPCOM(ISSとの交信役)のリーダを務め、油井宇宙飛行士らクルーによる「こうのとり」のシステム運用やロボットアーム操作を地上から支援しました。