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JAXA宇宙飛行士活動レポート 2014年9月

大西宇宙飛行士、ロシアでISS長期滞在に向けた訓練を実施

最終更新日:2014年10月24日

国際宇宙ステーション(ISS)の第48次/第49次長期滞在クルーである大西宇宙飛行士は、ロシアのガガーリン宇宙飛行士訓練センターで、ISS長期滞在に向けて、ソユーズ宇宙船とISSのロシアモジュールに関わる訓練を行いました。

ソユーズ宇宙船については、大気圏突入時の姿勢・動作を制御する降下制御システムや、ISSとのドッキングに使用する結合機構システム、船外および船内カメラやモニタから構成されるTVシステムについて講義を受け、シミュレータを使用した訓練を行いました。訓練の最後には、これまでに学んだ知識・技術を確認するために各システムの試験を受けました。この中でも特に降下制御システムは、軌道離脱噴射から大気圏再突入、着陸までを制御する重要なシステムで、通常の操作手順だけでなく、メインエンジンが故障した場合の対応や緊急時に地球に迅速に帰還する手段などについても学びました。

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ソユーズ宇宙船の緊急事態を想定した訓練を行う大西宇宙飛行士(出典:JAXA/GCTC)

大西宇宙飛行士は、飛行中のソユーズ宇宙船に緊急事態が発生したことを想定したシミュレーション訓練も行いました。訓練用のソコル宇宙服を着用した大西宇宙飛行士は、ソユーズ宇宙船の実物大のシミュレータを使用して、生命維持システムの操作を習熟しました。

これらの訓練の他にも、ソユーズ宇宙船をマニュアル操縦でISSにドッキングさせる手順や、ソユーズ宇宙船に搭乗してISSから一旦分離後、別のモジュールに再ドッキングする手順などの訓練を行いました。

ロシアモジュールについては、軌道上コンピュータシステム、搭載装置の制御システム、電力システムなどに関する訓練や、生活用品の確認を行いました。軌道上コンピュータシステムについては、理解度を計るために試験を受けました。

 
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