このページは、過去に公開された情報のアーカイブページです。

<免責事項> リンク切れや古い情報が含まれている可能性があります。また、現在のWebブラウザーでは⼀部が機能しない可能性があります。
最新情報については、https://humans-in-space.jaxa.jp/ のページをご覧ください。

サイトマップ

宇宙ステーション・きぼう 広報・情報センター宇宙ステーション・きぼう 広報・情報センタートップページ
  • Menu01
  • Menu02
  • Menu03
  • Menu04
  • Menu05
  • Menu06
  • Menu07

JAXA宇宙飛行士活動レポート

このエントリーをはてなブックマークに追加

JAXA宇宙飛行士活動レポート 2014年9月

最終更新日:2014年10月24日

JAXA宇宙飛行士の2014年9月の活動状況についてご紹介します。

油井宇宙飛行士、NASAジョンソン宇宙センター(JSC)でISS長期滞在に向けた訓練を実施

国際宇宙ステーション(ISS)の第44次/第45次長期滞在クルーである油井宇宙飛行士は、米国のNASAジョンソン宇宙センター(JSC)でISS長期滞在に向けた訓練を行いました。

船外活動に関連した訓練では、ISSの実物大の訓練施設が沈められた無重量環境訓練施設のプールに潜り、ISS船外機器のメンテナンス手順の確認に加えて、今後、新たにISSに取り付けられる予定のドッキング機構(International Docking Adapter: IDA)を設置する手順を訓練しました。IDAは、国際間での標準化を目的にNASAが開発するドッキング機構で、スペースシャトルのドッキングに使用されていた与圧結合アダプタ(PMA)に取り付けられる予定です。油井宇宙飛行士が手順を訓練する前段階において、金井宇宙飛行士が船外活動の手順作成に携わりました。また、油井宇宙飛行士は、船外活動中に誤って宇宙空間に放り出されてしまった場合に使用するセルフレスキュー用推進装置(SAFER)の操作をバーチャルリアリティ(VR)システムを使用して訓練しました。

ISSのロボットアーム(SSRMS)については、ISSに接近した無人の補給船を把持する操作を訓練しました。

その他、ISSの実物大の訓練施設を使用して、ISS船内での通常の任務を模擬した長時間にわたる訓練や、ISSに緊急事態が発生したことを想定した対処訓練などを行いました。

訓練以外には、油井宇宙飛行士のISS滞在期間中に実施が計画されている実験の概要を確認する打ち合わせを行ったほか、自身が被験者となる医学実験に関しては、ISS滞在中および帰還後の医学データと比較するために飛行前の医学データを取得しました。

大西宇宙飛行士、ロシアでISS長期滞在に向けた訓練を実施

国際宇宙ステーション(ISS)の第48次/第49次長期滞在クルーである大西宇宙飛行士は、ロシアのガガーリン宇宙飛行士訓練センターで、ISS長期滞在に向けて、ソユーズ宇宙船とISSのロシアモジュールに関わる訓練を行いました。

ソユーズ宇宙船については、大気圏突入時の姿勢・動作を制御する降下制御システムや、ISSとのドッキングに使用する結合機構システム、船外および船内カメラやモニタから構成されるTVシステムについて講義を受け、シミュレータを使用した訓練を行いました。訓練の最後には、これまでに学んだ知識・技術を確認するために各システムの試験を受けました。この中でも特に降下制御システムは、軌道離脱噴射から大気圏再突入、着陸までを制御する重要なシステムで、通常の操作手順だけでなく、メインエンジンが故障した場合の対応や緊急時に地球に迅速に帰還する手段などについても学びました。

写真:より大きな写真へ

ソユーズ宇宙船の緊急事態を想定した訓練を行う大西宇宙飛行士(出典:JAXA/GCTC)

大西宇宙飛行士は、飛行中のソユーズ宇宙船に緊急事態が発生したことを想定したシミュレーション訓練も行いました。訓練用のソコル宇宙服を着用した大西宇宙飛行士は、ソユーズ宇宙船の実物大のシミュレータを使用して、生命維持システムの操作を習熟しました。

これらの訓練の他にも、ソユーズ宇宙船をマニュアル操縦でISSにドッキングさせる手順や、ソユーズ宇宙船に搭乗してISSから一旦分離後、別のモジュールに再ドッキングする手順などの訓練を行いました。

ロシアモジュールについては、軌道上コンピュータシステム、搭載装置の制御システム、電力システムなどに関する訓練や、生活用品の確認を行いました。軌道上コンピュータシステムについては、理解度を計るために試験を受けました。

野口、星出両宇宙飛行士が「こうのとり」の曝露パレットの設計評価試験に参加

野口、星出両宇宙飛行士は、NASAジョンソン宇宙センター(JSC)にて、宇宙ステーション補給機「こうのとり」(HTV)の新たに設計された曝露パレットを評価する試験に参加しました。

試験は、9月24日から26日にかけて、無重量環境訓練施設のプールを使用して行われました。試験には、野口、星出両宇宙飛行士を含め、6人の宇宙飛行士が参加しました。

写真:より大きな写真へ

バッテリの取外し作業を模擬する野口宇宙飛行士(出典:野口宇宙飛行士のTwitter(@Astro_Soichi)より)

国際宇宙ステーション(ISS)では、寿命に近づくバッテリから順に、新しく改良されたバッテリに交換していく作業が行われます。「こうのとり」の曝露パレットは、新しいバッテリを効率よく輸送・交換するために設計変更が加えられています。「こうのとり」の曝露パレットで輸送されたバッテリは、ISSに滞在するクルーによる船外活動およびロボットアーム操作によりISSへ移設されます。

今回の試験は、曝露パレットの設計を宇宙飛行士の観点から評価する目的で実施されました。

野口、星出両宇宙飛行士は、水中用の船外活動ユニット(EMU)を着用して無重量環境訓練施設のプールに潜り、設計が変更された曝露パレットの試験モデルからISSのバッテリを取り外す作業を模擬し、アクセス性などに問題ないことを確認しました。

若田、野口両宇宙飛行士が第27回世界宇宙飛行士会議に出席、野口宇宙飛行士が次期会長へ就任決定

若田、野口両宇宙飛行士は、9月10日から15日まで中国・北京で開催された第27回世界宇宙飛行士会議に出席しました。日本からは、日本科学未来館の館長を務める毛利衛元宇宙飛行士も出席しました。

世界宇宙飛行士会議は、世界各国の宇宙飛行士によって構成される宇宙探検家協会(Association of Space Explorers: ASE)によって、およそ年に一度のペースで開催されています。ASEは、宇宙開発への貢献や有人宇宙活動の国際協力はもとより、科学技術教育の促進、環境問題の意識増進なども目的に活動しています。

写真:より大きな写真へ

第27回世界宇宙飛行士会議北京大会の様子(出典:宇宙探検家協会FaceBookより)

本会議において、14日、野口宇宙飛行士が、今大会で任期満了となるドーリン・プレナリウ(Dorin Prenariu)会長の後任として次期会長に選出されました。野口宇宙飛行士の会長任期は1年間で、最大3年間まで再任可能となっています。野口宇宙飛行士は、会長任期中に世界宇宙飛行士会議を主宰するほか、国際宇宙航行連盟(IAF)の年次大会、国連宇宙空間平和利用委員会(UNCOPUOS)などにASE会長として参加します。

野口聡一宇宙飛行士が、アジア初の宇宙探検家協会(ASE)会長に就任!

≫JAXA宇宙飛行士活動レポートの一覧へ戻る

 
Copyright 2007 Japan Aerospace Exploration Agency SNS運用方針 | サイトポリシー・利用規約