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JAXA宇宙飛行士活動レポート

JAXA宇宙飛行士活動レポート 2014年4月

最終更新日:2014年5月23日

JAXA宇宙飛行士の2014年4月の活動状況についてご紹介します。

ISSに長期滞在していた若田宇宙飛行士の活動については、JAXA宇宙飛行士によるISS長期滞在ページをご覧ください。

油井宇宙飛行士、NASAジョンソン宇宙センター(JSC)でISS長期滞在に向けた訓練を実施

国際宇宙ステーション(ISS)の第44次/第45次長期滞在クルーである油井宇宙飛行士は、NASAジョンソン宇宙センター(JSC)でISS長期滞在に向けた訓練を行いました。

ISSに滞在する宇宙飛行士の任務は、実験とシステムの運用・保守が主要な作業であり、油井宇宙飛行士は、4月はISSのシステム運用・保守に関連する訓練を中心に行いました。

油井宇宙飛行士は、ISSの船外機器のメンテナンス作業を想定した船外活動手順を確認するために無重量環境訓練施設(Neutral Buoyancy Laboratory: NBL)のプールを使用した訓練を実施したほか、ISSのロボットアーム(Space Station Remote Manipulator System: SSRMS)で船外活動を支援する運用を想定した訓練を行いました。

ISS船内のシステムについては、機器で発生する余分な熱を船外に放出する熱制御システム(Thermal Control System: TCS)のメンテナンス方法や、TCSの冷媒が漏れた場合の対処法などを確認しました。その他、ISSで使用する予定のIMAX 3Dカメラの使い方も学びました。

油井宇宙飛行士は、ISSの訓練を行う一方で、宇宙飛行準備訓練の一環でT-38ジェット練習機による飛行訓練も行いました。

大西宇宙飛行士、ガガーリン宇宙飛行士訓練センター(GCTC)でソユーズ宇宙船に関わる訓練を実施

写真:より大きな写真へ

シミュレータを使用して、ソユーズ宇宙船の手動操作訓練を行う大西宇宙飛行士(出典:JAXA/GCTC)

国際宇宙ステーション(ISS)の第48次/第49次長期滞在クルーである大西宇宙飛行士は、4月はロシアのガガーリン宇宙飛行士訓練センター(Gagarin Cosmonaut Training Center: GCTC)で、ソユーズ宇宙船の姿勢制御システムについて訓練を行いました。

ソユーズ宇宙船の姿勢制御システムは、ISSへの接近・ドッキング時、ISSから分離後の軌道離脱時に、ソユーズ宇宙船の姿勢や動きを制御するシステムです。このシステムには、自動制御モードと手動制御モードがあり、通常使用される自動制御モードが不具合などにより使用できなくなった場合には、クルーが手動制御モードを使用してソユーズ宇宙船をマニュアルで操縦します。

大西宇宙飛行士は、講義やシミュレータを使用した実習を重ね、訓練の最後には、学んだ知識・技術を確認するために試験を受けました。


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