12月11日に発生した国際宇宙ステーション(ISS)の外部熱制御システム(External Thermal Control System: ETCS)の異常へ対処するために12月21日と24日に行われた米国の2回の船外活動において、星出宇宙飛行士が、NASAのミッションコントロールセンターでISSとの交信を務めるCAPCOM(Capsule Communicator)を担当しました。
この船外活動は、ETCSの故障したポンプモジュールを予備品に交換するために行われました。
星出宇宙飛行士は、NASAの飛行管制官の一員として、地上と軌道上のクルーがコミュニケーションを取る窓口となり、船外活動の成功に大きく貢献しました。
軌道上では、若田宇宙飛行士が船外活動においてISSのロボットアーム(Space Station Remote Manipulator System: SSRMS)操作を担当しました。若田宇宙飛行士は、船外活動クルーが先端に乗ったSSRMSを操作し、船外活動クルーの移動を支援しました。