野口宇宙飛行士は、10月25日、ニューヨークにあるアメリカ自然史博物館で、小惑星の脅威をテーマに開催された宇宙探検家協会(Association of Space Explorers: ASE)のメディアイベントに参加しました。
このイベントには、アポロ9号で飛行したNASAのラッセル・シュワイカート宇宙飛行士や、スペースシャトルでの飛行経験豊富なNASAのトーマス・ジョーンズ宇宙飛行士など、野口宇宙飛行士のほかに、現在は退役しているNASAとルーマニアの4名の宇宙飛行士が参加しました。
イベントでは、小惑星が地球に衝突する脅威と被害を防ぐための対策について話し合われ、野口宇宙飛行士は、国際協力の大切さを語るとともに、将来、小惑星の位置や軌道を正確に知るために、小惑星探査機「はやぶさ」や「はやぶさ2」で培われた技術が貢献できることを訴えました。