8月4日午前4時48分、国際宇宙ステーション(ISS)の補給物資を搭載した宇宙ステーション補給機「こうのとり」4号機が、種子島宇宙センターから打ち上げられました。
「こうのとり」4号機の打上げに合わせて、事前に古川宇宙飛行士が現地入りし、打上げの取材に訪れた報道関係者に対して「こうのとり」の国際貢献に関する解説を行ったほか、打上げ直前の状況をレポートするなどの広報対応にあたりました。また、「こうのとり」の愛称を提案した一般の方を打上げ見学に招待するイベントにおいては、JAXAを代表して古川宇宙飛行士が一般の方に記念品を贈呈しました。
「こうのとり」が打ち上げられてからおよそ6日後、NASAジョンソン宇宙センター(JSC)では、ISSのロボットアーム(Space Station Remote Manipulator System: SSRMS)に把持された「こうのとり」4号機をISSに結合させる運用を行う時間帯に、大西宇宙飛行士が、NASAの飛行管制官の一員として軌道上のクルーとの交信担当(CAPCOM)を務めました。大西宇宙飛行士はISS長期滞在に向けた訓練をJSCで行う傍ら、NASA宇宙飛行士室の業務の一環でISSとの交信担当を務めています。大西宇宙飛行士は、NASAの飛行管制官とISSに滞在するクルーのコミュニケーションの窓口を務め、「こうのとり」4号機ミッションの成功に貢献しました。