星出宇宙飛行士は、国際宇宙ステーション(ISS)長期滞在から帰還後の活動を終え、NASA宇宙飛行士室での技術業務を6月から再開し、CAPCOM(Capsule Communicator)とISS Integration Branchでの活動が始まりました。
NASA宇宙飛行士室に在籍する宇宙飛行士は、宇宙飛行士としての訓練と並行して、宇宙飛行士活動に関連する業務に従事することになっています。
星出宇宙飛行士は、以前にもCAPCOM業務に従事していたことがあります。CAPCOMは、地上の飛行管制官を代表してISSに滞在するクルーと通信を行うことが任務です。6月はISSで異常が発生したことを想定したシミュレーションにCAPCOMとして参加しました。
ISS Integration Branchでは、ISSに滞在するクルーが作業をする際に参照する手順書の書き方や作業指示ツールの改善などを他の部署と調整するグループを取りまとめています。