3月14日、野口宇宙飛行士は、筑波宇宙センターにて、宇宙船操縦シミュレータの評価試験に参加しました。
JAXAでは、将来の有人宇宙船独自開発や国際協力開発を見据え、「きぼう」日本実験棟や宇宙ステーション補給機「こうのとり」(HTV)などで獲得・蓄積した有人技術をベースに、次の重要かつ必須のステップとして、有人基幹技術に関する技術基盤を構築する研究・検討を行っています。
今回、低周回軌道・月面・小惑星などからの有人帰還に必要な要素技術のうち、優先度(革新性、自在性など)の高い技術を確立するとともに、有人宇宙船のシステム検討などにより、有人宇宙船のシステム要求とコンセプトのオプションを明確にすることを目的に行われた評価試験において、シミュレータ操作を通じ、野口宇宙飛行士は宇宙飛行士としての視点から評価を行いました。