8月1日に、野口宇宙飛行士はNASAジョンソン宇宙センター(JSC)のミッション・コントロール・センター(Mission Control Center: MCC)で、国際宇宙ステーション(ISS)との通信役となるCAPCOM(Capsule Communicator)の任務を担当し、星出宇宙飛行士を始めとする第32次長期滞在クルーと交信しました。
野口宇宙飛行士は、平成23年度にNASAからCAPCOM資格認定を受けており、今回は資格維持のための任務であると同時に星出宇宙飛行士の長期滞在ミッションの支援として、星出宇宙飛行士が担当する科学実験や船外活動の準備作業に関する業務通信を約8時間にわたり行いました。また当日は、来年ISSでコマンダーを務める若田宇宙飛行士がISS訓練の一環としてMCCを訪問し、JAXA宇宙飛行士が公式業務でMCCにふたり揃うという珍しい光景が見られました。