若田宇宙飛行士は5月中旬に一時帰国し、福岡県の九州大学、熊本県の崇城大学、大分県の日田高等学校などを訪れて講演を行いました。
母校である九州大学では、九州大学創立100周年を記念して行われた百周年記念行事に参加するとともに、「夢と宇宙 母校への期待」をテーマに自らも講演を行いました。
講演において若田宇宙飛行士は、九州大学の歴史と世界の宇宙開発の年表を照らし合わせながら、宇宙開発の歴史を紹介しました。また、大学生活を振り返り、在学中の出会いや学び得たものが、今の宇宙飛行士という職業に大きく影響していることを述べ、講演の最後には、これからの九州大学への期待と自身の抱負、将来の宇宙開発の展望について熱く語りました。