国際宇宙ステーション(ISS)の第32次/第33次長期滞在クルーである星出宇宙飛行士は、1月下旬に一時帰国し、「きぼう」日本実験棟の小型衛星放出機構に関わる訓練を筑波宇宙センター(TKSC)で実施しました。
星出宇宙飛行士は、ISS長期滞在中に、小型衛星放出機構の組立てや、小型衛星放出機構を「きぼう」船内実験室のエアロックからISS船外へ搬出する作業など、小型衛星放出技術実証ミッションに関わる作業を行う予定です。
1月25日、TKSCで打上げに向けた準備が進められている小型衛星放出機構のプレス公開が行われ、星出宇宙飛行士は集まった報道関係者を前に、小型衛星放出技術実証ミッションの概要や放出する小型衛星について解説しました。プレス公開後には記者会見を行い、ミッションに向けた現在の訓練状況の報告のほか、質疑応答では、ミッションに向けた抱負などを語りました。