2011年11月22日に国際宇宙ステーション(ISS)から帰還した古川宇宙飛行士は、身体を重力環境に適用させるべく、NASAジョンソン宇宙センター(JSC)にてリハビリテーションプログラムに取り組みました。
古川宇宙飛行士は、ISS滞在中に実施していた運動の効果から筋力は比較的低下していなかったため、平衡感覚や身体運動の協調性に主眼を置いてプログラムが組まれました。
リハビリと並行して、JSCでは、ミッションの関係者が集まってデブリーフィング(報告会)を行い、ミッションを振り返り、今後のISS長期滞在ミッションに活かすために反省点等を議論しました。
12月中旬にはロシアに移動し、ロシアの関係者とのデブリーフィングを行ったほか、帰還歓迎式典に参加し、飛行後の伝統であるユーリ・ガガーリン宇宙飛行士の像への献花などを行いました。