「宇宙の日」を記念して10月16日に開催された筑波宇宙センター特別公開に、ヒューストンから古川宇宙飛行士が生中継で参加し、「宇宙ステーション長期滞在に向けて」と題した講演を行いました。
講演では、国際宇宙ステーション(ISS)長期滞在や、打上げ・帰還時に搭乗するソユーズ宇宙船の概要のほか、滞在中に行う実験や、現在滞在に向けて実施している訓練について紹介しました。
また、医師の視点から、ISSで行われている健康管理について紹介し、他のクルーが怪我などをした場合には、古川宇宙飛行士が手当てすることもあり、そういった場合に備えて他のクルーとともに医学訓練を実施していることも紹介しました。
講演の最後に、会場からの質問コーナーが設けられ、長期滞在が人の身体にあたえる影響や、宇宙と地上での植物の育ち方の違いなど、さまざまな質問が寄せられました。